「過半数を超える」って言葉。

実は間違った使い方です。

どこが間違ってるかわかりますか？

 

 

 

おはようございます。

パッケージを変えただけで
売上１０倍！単価５倍！

“売れない”を
“売れる”へ変える

パッケージマーケッターの
松浦陽司です！

本日のお話は

賛成多数の落とし穴
トガったパッケージデザインは
反対多数の場合も多い

で、いってみよーー！

 

 

 

「過半数を超える」は
重複言葉なんですよ。

「過半数」という言葉に
「半数を超える」意味があるから
あとの「超える」が重複しております。

 

 

 

そういえば、先週
「マスクなし」で
2つの勉強会に行ってみました。
両方とも、人数は60名くらい。

 

 

1つ目の勉強会では
会場のほとんどはマスク姿。

マスクなしはボクを入れて4名だけ。
その比率は最後まで変わらなかった。

 

 

2つ目の勉強会では
受付の人もマスクなしで対応。

全体的に5割ちょっと。
つまり、「過半数」が
マスクなしでした。

ところが、勉強会が進むにつれて
「じゃあ、私も外そう」と思ったのか

だんだんとマスクなしが増えていって
最終的に7～8割の人が外していました。

 

「半数を超えると
そっちに人が増え始める」

 

という現象を
リアルに体験できて面白かったです。

 

 

 

ところで、
パッケージデザインを決める時に
「社員全員の投票で決めます」
という決め方もあります。

これって実は
あまりいい決定方法ではないのです。

「多数決」というのは
無難なデザインに
陥りやすいのです。

 

 

 

例えば、こちらの商品。

潔癖さんのためのトイレの必需品　流せる除菌シート

いやー、面白い
パッケージデザインでしょ！

 

 

潔癖症に悩む
潔癖しょう子さんの
苦悩をマンガにしました。

これでよりリアリティを感じる
トガった商品！

つまり、お客様の心に響く
パッケージデザインになりました。

 

 

しかし、実はこのパッケージ！
開発段階ではもう1案ありまして
そちらは無難案だったんです。

・トイレのドアにも
・フタにも
・便座にも
・レバーにもご使用していただけます。

みたいな感じですね。

 

 

 

これには社内で賛否両論！

「マンガ案は遊びすぎじゃないのか？」
「無難なデザインが、無難かも」

でも、最終的にクライアントの
エイトワンさん＆常裕パルプさんは
反対意見も押しのけて
マンガ案を選んでくれました。

 

 

実は、、、ボクも
「マンガ案を採用してくれーーー」
と内心は思っておりました（笑）

 

 

おかげさまで
トガったパッケージデザインが完成！
ご好評をいただいております。

なにごとも「賛成多数」ではなく
「自分で判断する」ってことも
重要なことですよね。

 

 

 

本日のお話は

賛成多数の落とし穴
トガったパッケージデザインは
反対多数の場合も多い

でございました。

あなたの今日一日が
自分で判断する
一日でありますように。

 

 

 

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