ラミネート袋で オリジナルパッケージ 版代不要で、小ロット製作
おはようございます。
パッケージを変えただけで
売上10倍!単価5倍!
“売れない”を
“売れる”へ変える
パッケージマーケッターの
松浦陽司です!
本日のお話は
ラミネート袋で
オリジナルパッケージ
版代不要で、小ロット製作
で、いってみよーー!
「ラミネート袋」って
ロットが大きいんですよね(汗)
原反(げんたん)と呼ばれる
まあ、原材料ベースで言うと
最低ロットが4000mとかになります。
「いやいや、メートルで
言われてもわからない」
こちらのサイズの
スタンド袋で具体的に言うと
最低ロットが
枚数で言うと20,600枚です。
いやー、多いですね。
<条件>
ONY#15//LLDPE(一般)#100
150(+43)×160
グラビア印刷 5色(カラー含む)
ボイル有 底材深さ 43mm
サイドシール巾 5mm
両側ノッチ有り
「これは多いけど
袋なんて何年も使えるし
作ってもいいんじゃないの?」
という方は
「落版」ということに
重々、お気を付けくださいませ。
ラミネート袋を作るのに
「版」を作らないといけません。
この前提条件としては
5色なので、5版必要です。
1版35,000円くらいするので
初期投資が175,000円必要になります。
ところが!
ラミネート袋のリピート発注が
1.5年~2.0年なかったら
「落版」といって
版が処分されてしまいます。
なんと、3年後に
注文しようとしたら
「また、175,000円かかりますが
よろしいですか?」
ということになります。
※落版期間は
メーカーによって多少ことなります。
これを回避するために
まず、3つの方法があります。
ステップ1
原反を2000mにしてもらう。
すると最低ロットが
約9100枚に下がります。
※製造ロスの問題があるので
単純に半分にはなりません。
そして
ステップ2
デジタル印刷を採用する。
単価はアップしてしまうのですが
デジタル印刷という技術があります!
すると、版代は不要になるのです。
※色調整代2~3万円が
必要な場合あり。
しかも、デジタル印刷は
細かいアミの色も表現できるので、
カラーの印刷や
写真を入れても
綺麗に仕上がるんです!
そして、さらに
とどめをさすような
小ロットへの最終提案です。
ステップ3
小ロット対応原反を使う。
前提条件の材質
ONY#15//LLDPE(一般)#100
こちらを
PET#15//LLDPE(一般)#60
これに変更します!
※記号の意味は分からなくても大丈夫です。
薄くなるのですが
この原反で大丈夫であれば
3500~4000枚程度で製造できます。
最初の20600枚から言うと
1/5程度ですね!
こんな風に、リスクを回避しながら
版代不要、小ロットで
オリジナルパッケージはいかがですか?
本日のお話は
ラミネート袋で
オリジナルパッケージ
版代不要で、小ロット製作
でございました。
あなたの今日一日が
余計な固定費が不要の
一日でありますように。
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この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。