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HOME > BLOG > パッケージマーケティング > パッケージマーケティングの動画解説 > 【モノ売りではなく、体験・価値売り!海鮮すじ青のりのパッケージマーケティング動画解説】
2015年04月28日

【モノ売りではなく、体験・価値売り!海鮮すじ青のりのパッケージマーケティング動画解説】

【モノ売りではなく、体験・価値売り!海鮮すじ青のりのパッケージマーケティング動画解説】
パッケージマーケティング動画解説
https://www.youtube.com/watch?v=AbUaTSikpu4&feature=share

「すじ青のり」といわれて、欲しい人はいますか?
まぁ、あまりいないでしょうね。
・・・というか、知らないかも知れませんね。

すじ青のりを使ったらどんないいことがあるのか?
体験・価値を得られるのか?
さっぱり分からない人が大半でしょう。

徳島漁連さん(http://www.tokushimagyoren.or.jp/index.html)から
ご依頼を受けて、「すじ青のり」の商品開発に共同で取り組みました!

徳島漁連さんとこんな会話がありました。
松浦「どんな風に使ったらいいのですか?強みですか?」
魚連「お茶漬けにかけても、うどんにかけても、
    豆腐にかけてもいいんです。
    何にかけても、すごい風味豊かになるんです!
    これが強みです!」
松浦「そうですか!それが強みなんですね!
    それで、他社のすじ青のりはどうなんでしょう?」
魚連「他社のすじ青のりも一緒ですね」

そうなんです。
「自社の強み」と思っていることでも、「他社の強み」だったら、
残念ながら「お客さんにとっての強み(魅力)」にならないんですね。

ここでちょっと試食。
魚連さんのすじ青のりの袋を開けてみました。
すると(私の中)で、世界に一変!
「なんて素晴らしい香りだ!料亭のような香りがする」

私はこの体験を、ストーリーにして、パッケージで表現したいと思ったんです。
そして出来上がった商品名とパッケージがこちら!

「ちょっとひとふり高級料亭の味 すじ青のり」
「すじ青のりをちょっと一振りすることで、
手軽に高級料亭の味が味わえるんだ」
というような手にすることができる体験・価値をそのまま伝えました!

パッケージマーケティング動画解説
https://www.youtube.com/watch?v=AbUaTSikpu4&feature=share

この記事を書いた人

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

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