【モノ売りではなく、体験・価値売り!海鮮すじ青のりのパッケージマーケティング動画解説】
【モノ売りではなく、体験・価値売り!海鮮すじ青のりのパッケージマーケティング動画解説】
「すじ青のり」といわれて、欲しい人はいますか?
まぁ、あまりいないでしょうね。
・・・というか、知らないかも知れませんね。
すじ青のりを使ったらどんないいことがあるのか?
体験・価値を得られるのか?
さっぱり分からない人が大半でしょう。
徳島漁連さん(http://www.tokushimagyoren.or.jp/index.html)から
ご依頼を受けて、「すじ青のり」の商品開発に共同で取り組みました!
徳島漁連さんとこんな会話がありました。
松浦「どんな風に使ったらいいのですか?強みですか?」
魚連「お茶漬けにかけても、うどんにかけても、
豆腐にかけてもいいんです。
何にかけても、すごい風味豊かになるんです!
これが強みです!」
松浦「そうですか!それが強みなんですね!
それで、他社のすじ青のりはどうなんでしょう?」
魚連「他社のすじ青のりも一緒ですね」
そうなんです。
「自社の強み」と思っていることでも、「他社の強み」だったら、
残念ながら「お客さんにとっての強み(魅力)」にならないんですね。
ここでちょっと試食。
魚連さんのすじ青のりの袋を開けてみました。
すると(私の中)で、世界に一変!
「なんて素晴らしい香りだ!料亭のような香りがする」
私はこの体験を、ストーリーにして、パッケージで表現したいと思ったんです。
そして出来上がった商品名とパッケージがこちら!
「ちょっとひとふり高級料亭の味 すじ青のり」
「すじ青のりをちょっと一振りすることで、
手軽に高級料亭の味が味わえるんだ」
というような手にすることができる体験・価値をそのまま伝えました!
パッケージマーケティング動画解説
https://www.youtube.com/watch?v=AbUaTSikpu4&feature=share
https://www.youtube.com/watch?v=AbUaTSikpu4&feature=share
カテゴリー | パッケージマーケティング , パッケージマーケティングの動画解説
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。