「誰にでも売りたい」は「誰も買わない」 ~売り場によって変わるパッケージ~
「りんごの売り方の
例え話が面白かったです。
スーパー、道の駅、百貨店の
3パターンで売り方の
比較がわかりやすかったです。」
と言ってくださったのは
本田羽留香さん!
(のるん行政書士事務所)
本日はそんなお話を。
おはようございます。
パッケージを変えただけで
売上10倍!単価5倍!
“売れない”を
“売れる”へ変える
パッケージマーケッターの
松浦陽司です!
本日のお話は
「誰にでも売りたい」は「誰も買わない」
~売り場によって変わるパッケージ~
で、いってみよーー!
2023年6月23日に
銀座で行った
パッケージセミナー!
そこで
「悪いターゲットの決め方」
のお話もさせていただきました。
ボクが一番困るのは
「誰にでも」です。
めっちゃ悪いやり取りを
紹介しますね。
「誰にこの商品を
買っていただきたいですか?」
「よくぞ、聞いてくれました!
おじいちゃんにも、おばあちゃんにも
お父さんにも、お母さんにも
お兄ちゃんにも、お姉ちゃんにも
おぼっちゃんにも、お嬢ちゃんにも
買ってほしいのです」
「うーーーん、それじゃ
どこでこの商品を売るのですか?」
「そうですね。
百貨店と、お土産物屋さんと
スーパーと、産直市と
コンビニと、ネットでも売れてほしいです」
「・・・・」
はい!
これが、悪いやり取り!
そんな誰にも売れて
どこでも売れる商品はありません!
ちょっと考えてみてください。
たとえば「りんご」
スーパーと
道の駅と
百貨店の場合を考えます。
スーパーには
主婦が晩ご飯の
デザートを買いに来ます。
りんごのパッケージは
「裸」でもいいかもしれませんね。
じゃあ、道の駅では?
観光客が、お土産物を買いに来ています。
パッケージは裸って
わけにはいかないですね。
2~3個「袋」入りパッケージのすると
非常に便利です。
最後に、百貨店!
百貨店には会社の重役が
贈答品を買いに来ます。
なのに、裸や
レジ袋などに入れてはいけません。
きちんと、贈答箱とか
桐箱とかに入ってないといけませんね。
こんな風に、
買ってもらいたい人、
売る場所によって
パッケージは変わります。
ターゲットや
売場をしっかり決めて
パッケージを決めていきましょうね!
パケマツから
2冊の書籍が誕生しております。
パッケージ相談は
こちらまでお気軽に
よろしくお願いいたします。
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この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。