デザインをひと工夫で “捨てられない”パッケージ
人がチラシを見て
「この情報、私にとって要る情報だ」
って判断するのにかかる時間って
何秒くらいだと思いますか?
A 1秒?
B 3秒?
C 10秒?
おはようございます。
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“売れない”を
“売れる”へ変える
パッケージマーケッターの
松浦陽司です!
本日のお話は
デザインをひと工夫で
“捨てられない”パッケージ
で、いってみよーー!
冒頭のクイズの答えは
A 1秒
です!
たった1秒で
判断しちゃうんですよね。
しかも、3秒以内で
続きを読むか読まないか判断します。
結局、1秒のうちに
読むチラシか、
捨てるチラシか、
判断していることになります。
佐々木実さんの著書
「なぜ いま ポスティングか」
https://amzn.to/3Z72boO
P62よりヒントを得たクイズでした。
このページに書かれていることは
デザインをひと工夫で
“捨てられない”チラシ
という章タイトルで
いかにチラシを
1秒で捨てられずに
読んでもらうかということ。
その中の手法の一つに
オレンジ色は食欲をそそる
と書かれています。
もちろん、食品に特化した
チラシのことですが
オレンジ色だと、
人は食欲を増進させるんですよね。
佐々木さんは「チラシ」
ボクは「パッケージ」で
少し分野は違いますが
パッケージにも同じことが言えます。
1秒で店頭で興味を持ってもらって
3秒で手に取ってもらわないと
購入につながらないからです。
そういう意味で
日髙食品さんの
とりあえず昆布ふりかけは
色にこだわりました!
オレンジ色の
食欲をそそるパッケージです!
なぜ、この色を選んだかというと
昆布なので
海産物売り場に置かれることが多い。
そこに置かれるパッケージは
青、白、黒などの
海産物系の色目が多いんですよね。
その中で目立つように
オレンジ色を選択しました。
さらに、オレンジは
食欲をそそる色でもありますから
1秒見たお客様が
「これって、おいしいやつじゃ?」
と思っていただき
3秒で手に取ってみてくれるのです。
そして、パッケージを見ると
「え?
あえるダケ
のせるダケ
まぜるダケで
もう一品できちゃうの」
と思って、ご購入くださる。
こんな風になっていくんですね。
1秒でお客様に捨てられない工夫!
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この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。