寄り添いマーケティングで 顧客の本音を引き出すパッケージ開発
違うお店で買った眼鏡。
調子が悪かったので
近くにある眼鏡店に飛び込んだ。
その時の店員の反応で
「今度は絶対に、この店で眼鏡を買おう」
と決意されたそうです。
どんな対応だったのか?
おはようございます。
パッケージを変えただけで
売上10倍!単価5倍!
“売れない”を
“売れる”へ変える
パッケージマーケッターの
松浦陽司です!
本日のお話は
寄り添いマーケティングで
顧客の本音を引き出すパッケージ開発
で、いってみよーー!
この眼鏡屋さんのやり取りは
日創研経営研究会の
特別研修にて
古永泰夫講師が
実体験された話ということで
教えていただきました。
その会話とは??
古永「このお店で買った
眼鏡ではないのですが
調子が悪いので見ていただけますか?」
店員「はい、ちなみに
何年前に購入されましたか?」
古永「5年前ですね」
店員「はい、それでは
10分ほどお待ちいただけますか?」
・・・10分後
店員「どうぞ、5年分の疲れが
たまっていましたので
とりのぞいておきました」
古永「ありがとうございます。
おいくらですか?」
店員「料金はいりません。
本当に、眼鏡が
健康になってよかったです」
古永「なんだか、自分が
整体されたようで嬉しいです」
という会話だったそうです。
古永さんは
眼鏡に人格を与えて
お話してくださったことに
まず感動し
「しっかりと私の心に
寄り添ってくれたな」
と感じ、ファンになったそうです。
この、お客様の心に
寄り添って考えることを
寄り添いマーケティング
と名付けたとのこと。
これって、とっても
大切な考え方!
どうしても、企業としては
「商品を主役」にしがちです。
眼鏡屋さんだったら
眼鏡や、眼鏡を直した技術料を売りたいですよね。
でも、「顧客を主役」に寄り添って
無料で疲れを癒してあげたのですから。
商品パッケージを考える時も
どうしても、商品の良さを押し出しがちです。
例えば、消臭剤だったら
99.9%除菌
特許消臭技術仕様
とかとか言いたいものです。
でも、それって
お客様に寄り添ってますか?
お客様に寄り添うと
例えば、こんなパッケージになるかも。
ドン!
「父さんのまくら」
なんだ、これは?
って感じですよね(笑)
お母さんの悩みに寄り添うと
実は困っているのは
父さんのまくらや寝具のにおい!
それならば
99.9%除菌
特許消臭技術仕様
と書くよりも
「父さんのまくら」と書く方が
「そー、そー、
父さんのまくらが臭いのよ」
と共感を得れそうです(笑)
寄り添いマーケティング
活用していきましょう!
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この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。