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HOME > BLOG > パッケージマーケティング > パッケージ(ラミネート袋)の超小ロット対応!通常の1/2どころか、1/3、1/4、1/6のロットで製造する方法
2024年12月25日

パッケージ(ラミネート袋)の超小ロット対応!通常の1/2どころか、1/3、1/4、1/6のロットで製造する方法

パッケージを一気に6種類リニューアルした
深吉野よもぎさんの「超小ロット対応」方策がこちらです!

通常の1/2どころか、1/3、1/4、1/6ロット(枚数)で製造することができました。

 

 

何度かに分けてシリーズで
パッケージリニューアルを紹介した
深吉野よもぎさん!

最後のパッケージリニューアルが
よもぎ葉茶のTパックタイプのリニューアルです!

beforeパッケージがこちら


無地の袋にシール対応。

 

 

それを全面印刷の
スタンド袋に変更しました!

beforeパッケージがこちら。

Tパックということが伝わりやすいように
Tパックを、印刷の窓からのぞかせました。

 

 

こちらもいい
パッケージリニューアルになりました。

 

 

ちなみに、深吉野よもぎさんは
一気に6種類のパッケージをリニューアルしたんです。

振り返るとこちらです。

 

①よもぎ葉茶パッケージリニューアル

 

②あったかよもぎ風呂5パック入パッケージリニューアル

 

 

③あったかよもぎ風呂10パック入パッケージリニューアル

 

 

④よもぎ粉末パッケージリニューアル

 

 

⑤よもぎ微粉末パッケージリニューアル

 

 

⑥よもぎ葉茶Tパックタイプ パッケージリニューアル

 

 

ということで一気に6種類!

 

これに関して
パッケージ企画や製造にかかわる人なら
ちょっと気になるかも知れません。

「そんなに一気に、パッケージを作って
製造ロットとか大丈夫なんですか??」

 

 

 

この心配については
一工夫させていただきました。

2行で言うと

「パッケージの材質とサイズを揃えて
デジタル印刷で、ロットを1/2どころか、1/3、1/4、1/6に」

ということなんです。

詳しく解説します。

 

 

今回の冒頭で紹介した
こちらのTパックタイプのパッケージ!

 

通常のグラビア印刷という手法で製造すると
最低ロットが約18000枚(原反4000m分)になります。

しかも、初回版代がかかる!
その版は1.5年で落版する。

※落版についてはこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=38TDve_MHFE&t=2s

 

 

そこで、まず
デジタル印刷という手法に切り替えます。

すると、最低ロットが
約9000枚(原反2000m分)と、1/2になります。

しかも、版代が不要になる。

 

 

さらに!
3種類、付け合わせます!

 

よもぎ葉茶(Tパックタイプ)
よもぎ葉茶(ノーマルタイプ)
あったかよもぎ風呂5パック入

この3つのパッケージは
全く同じサイズ、同じ材質なんです。

 

 

なので、9000枚をさらに1/3にして
1種類あたり約3000枚で製造しております。

 

 

最初の18000枚から言えば、
なんと、1/6の3000枚になっています。
小ロット化ですね!

 

 

ちなみに
よもぎ粉末と
よもぎ微粉末の2種類も
付け合わせで小ロット対応!

こんな感じで
デジタル印刷だと
小ロット対応、複数種類対応もできるんです。

ぜひぜひ、ご参考に!

 

 

ちなみに、こちらの
深吉野よもぎさんの商品は
こちらでご購入いただけます。

https://miyoshinoyomogi.com/collections/all

ぜひぜひ、ご覧くださいませ!

この記事を書いた人

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

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