【あなたが出張先のビジネスホテルと決めるとき?パッケージで顧客との関係性づくりが大切!】
【あなたが出張先のビジネスホテルと決めるとき?パッケージで顧客との関係性づくりが大切!】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
あなたが行ったことのない県に行くことになりました。
ホテルの予約をしないといけないのですが、
なんせ初めてなのでちょっと不安。
周りに相談する人もいません。
しかたなく、自分でネットを検索。
ちょうど交通の便利もよく、駅に近く、値段も手頃。
そんなホテルが3つありました。
さて、アナタはどのホテルを選びますか?
①アパホテル
②東横イン
③松浦ホテル
私だったら、①か②ですね。
名前も通っているし、他の県で泊まったこともあるし安心です。
松浦ホテル、・・・って言われても知らんし。
なんや臭そうやな。
どうせ建物も古いんだろう。
ここしかないんだったら仕方ないけど、今回はパス。
こんな感じになりますよね。
これは「ブランド力」!
今回の場合は「ネーミング」というブランド。
名前を聞くだけで、「あ、あそこね!」
「アパホテルなら安心ね」
「東横インなら朝食無料だし」
「松浦ホテルって言われても」という差を生みます。
「青森」といえば「りんご」
「りんご」といえば「青森」
こんな関係性をつくっておくことが必要です。
さて、前置きが長くなりましたがパッケージマーケティングの話。
こちらは、三ツ矢サイダーグミのパッケージです。
しゅわしゅわ感を表すデザインを採用しています。
特徴的なのは大きなロゴ!
そして、そのロゴがパッケージからはみ出ているところです。
あのロゴ=三ツ矢
この関係性がお客さんの心の中にあります。
ロゴを見ることで、三ツ矢とすぐに分かり、
「三ツ矢好きだし」
「あ!三ツ矢だ!買おう」という意欲を生み出そうとしております。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。