【商品ではなくストーリーを買う 開発ストーリー、歴史を打ち出したパッケージ】
【商品ではなくストーリーを買う 開発ストーリー、歴史を打ち出したパッケージ】
おはようございます。松浦 陽司です。
「選んで買ってもらう」のに重要な5つのポイント
① 絞り込む
② 売り込まない
③ 「好き・楽しい」を発信する
④ ストーリーを語る
⑤ 新たな意味づけをする
今日は④「ストーリーを語る」です。
実は商品を選ぶ理由が、「商品でない」ということは伝えた通りです。
その商品を得ることで、どんな「価値」や「体験」を得られるかが買いたいのですね。
その価値の中には、「信頼性」や「楽しさ」、「開発ストーリー」なども含まれます。
こちらの商品を見てください!
「四代目と喧嘩しても作りたかった五代目の米粉カステラ」
・・・うぅ~ん、めっちゃ気になりますよね!
いったい、どうして喧嘩をしたの(笑)?
四代目がカステラで大失敗をしたことがあり、五代目がカステラをやろうとした時に、本当に喧嘩をしたそうです。
そのストーリーをそのままパッケージにしちゃいました(笑)
ものすごくインパクトのある商品ですね。
(詳しくはこちら http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11087689882.html )
また「信頼性」という価値には「歴史」が含まれます。
エースコックのスープはるさめが10周年の時、
パッケージの頭にしっかりと「10th」の文字!
こうやって歴史が信頼感になります。
これだけでストーリーを感じる訳ですね。
(詳しくはこちら http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11186177756.html )
パッケージでストーリーを語ること!
非常に重要です。
さて、「選んで買ってもらう」のに重要な5つのポイント
① 絞り込む
② 売り込まない
③ 「好き・楽しい」を発信する
④ ストーリーを語る
⑤ 新たな意味づけをする
今日は④「ストーリーを語る」でした。
明日は⑤「新たな意味づけをする」です。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。