【カシータの高橋滋オーナーに学ぶ、スターバーックスの感動、心温まるパッケージマーケティング】
【カシータの高橋滋オーナーに学ぶ、スターバーックスの感動、心温まるパッケージマーケティング】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
今日の話は、スターバックスの感動的な、心温まるパッケージマーケティングの話。
いつもと趣向が違いますが、お楽しみください。
☆☆☆
カシータオーナー高橋社長:
私はコーヒーが苦手でした。そこでちょっとした興味があって近くに開店した「D」というお店に入ってみました。
そこで、
なにになされますか?という質問に・・。
「ラテ」と答えます。
次は、「ラテですね。 HOTですかCOLDですか?」
「HOTで」
次は、
「大きさは・・?」
「真ん中のやつで」
「ミドル」ですね。
そして、ラテが出てきました。
飲んでみると・・・。
「うまい」
ハマっちゃいました(笑)
次の日も、
次の日も、
Dというお店に通います。
しかし、
質問はずっと同じ。
同じ店員さんでも、
聴くことは同じ。
なにになされますか?
「ラテ」
「ラテですね。 HOTですかCOLDですか?」
「HOTで」
「大きさは・・?」「真ん中のやつで」
「ミドル」ですね。
そして、ラテが出てきます。
たまたま、スターバックスを社員から紹介されて、
良しわかった!行ってみる。
といってみました。
なにになされますか?という質問に・・。
「ラテ」と答えます。
次は、
「ラテですね。 HOTですかCOLDですか?」
「HOTで」
次は、
「大きさは・・?」
「真ん中のやつで」
「トール」ですね。
ここだけが違う(苦笑)
そして、ラテが出てきました。
やっぱり美味しい。
もう一度行ってみました。
同じ。
もう一度行ってみました。
同じ。
もう一度。
「いつものよろしいでしょうか?」ときました・・。
感動です。
Dというお店では3カ月通ってもなんにも覚えてくれなかったんですが、
スターバックスは3日で奇跡を起こしました。
次の日は、
HOTのラテですね?
もう感動です。
そして、
ちょっと熱いので、スターバックスではカバーをします。
そのカバーに・・。
「See You」というメッセージが・・。
次の日は
「Have a nice day」
「ピースマーク」
「サンキュー!!」
などなど・・。
なんとマジックで書いてくるのです。
私にメッセージを送って来ます。
感動します。
仕事として当たり前のこと。
人間として当たり前のこと。
この二つの当たり前をやってみませんか??
☆☆☆
パッケージに一言書くだけで、
お客様に感動してもらうこと、心に安らぎを与えることができるのですね。
本日のパッケージマーケティングネタは、
日本一心温まる自動車学校
広沢自動車学校(http://hirosawa-ds.com/)の
大西恵介マネージャーから教えていただきました!
(元ネタ http://ameblo.jp/hirosawa-0024/entry-10541106104.html)
ほぼ全文を勝手に引用させて頂きました(笑)
大西恵介マネージャー、ありがとう!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。