<「JAL再生 稲盛塾長から学んだこと」大西賢氏(日本航空株式会社 特別理事)>~盛和塾<徳島>3月例会~
2010年 JAL会社更生法適用。
そして
2012年 再上場。
恐るべきスピードでの再上場。
過去と決別し、新しいJALを創造した、その経営とは??
おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。
2019年4月16日(火)
盛和塾<徳島>4月例会
テーマは「JAL再生 稲盛塾長から学んだこと」
発表者はなんと!
JAL破綻当時のJAL社長であり、稲盛塾長と共に、JALを再建させた立役者!
大西賢氏(日本航空株式会社 特別理事)です!
冒頭は本当に「申し訳ない」と謝罪で始まりました。
当時は多くの社員を解雇。
ビジネスパートナーには債権を放棄させ、
株主にも多大なる迷惑をかけたのだからと。
そんな大重症の会社の再建に乗り出したのが、
稲盛和夫塾長。
最初に稲盛塾長が、大西社長を始め、幹部メンバーに言われた言葉。
それは
「ありがとう、有り難い、そのように社員を思えるようになれば、会社は必ず更生する!」
大西社長はこの言葉を聞いて
「あぁ、破綻前の私たちは、感謝と言う最も大切なことすら忘れていたのか」
と、言葉を失います。
そこから徹底的に現場を見に行った。
大西社長は社長になって最初の3年間1095日、休んだのは5日だけ。
そして、出社した殆どの日に現場に出たそうです。
そうやって、会社を再建させていったんですね。
そして、大西社長が何度も言われていた言葉。
「リーダーが変わらねば、組織は決して変わらない」
部下を変えようと思うんじゃない。
自分が、リーダーが、変わるんだ!
これって
「ボクが変わらないと、パケマツが変わらない」
ってことですよね。
よーし、もっと変わっていかないと!
大西様、ありがとうございます!!
<追記>
盛和塾<徳島>の例会はザ・パシフィックハーバーで開催されます。
懇親会でも熱心に質疑応答が行われました。
それにしても、ハーバーの料理、旨いなー。
運営スタッフのみなさま、
ありがとうございました。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。