【あなた、パッケージで損してます】~お客様の体感価格が変わるパッケージの工夫~
<商品って、パッケージによる体感価格が変わります>
例えば、コエドビールのパッケージで検証してみましょう。
ビンと缶との違いですが、
どっちが高いように感じますか??
ビンですよね!
<スーパーでも溢れる体感価格パッケージ>
トマトのパッケージなんですけど
左の白いパッケージトマトと、
右の黒いパッケージトマトとだったらいかがですか?
圧倒的に黒いパッケージですよね!
<パッケージによって、損する場合がある>
そう、中身はせっかくいい商品なのに、
パッケージによって
「なんだか、安っぽいなー」ってなることがあるんです。
なんて、もったいない!
<長谷川農園のレンコンマンがパケマツにやってきてくれました>
ほんとに久しぶりだったなー!
レンコンマンこと、長谷川伸一さんがパケマツにご来社くださいました。
ありがとうございます。
<産直市で大人気の長谷川農園のレンコン>
ここで、実際にどんな風にパッケージに詰めているか
実践して頂きました!
すると、こんな感じ。
おっと、ざっくり入れてますね。
だいたいの重さで測るので、こんな感じになるそうです。
でもなんだかごちゃごちゃに入ってて
見た目が。。。(汗)
<パッケージに整理して封入する>
次にちゃんと並べて貰いました。
するとこんな感じ。
並べてみてみました。
さて、いかがですか?
左の方が「いいレンコン」のような気がしませんか?
店頭で並んでいたら、もっと感じると思うのですが、
整理するだけで「高級感」が増します。
<ワンポイントシール>
さらに、長谷川農園には「レンちゃん」という愛するキャラクターがいます!
もともと、シールをお持ちでしたので、貼ってみました。
おお!
いい感じ。
更に、体感価格に差が出ましたね!
こんな風に、パッケージを変えるだけ、
もしくはちょっとした工夫だけで、
お客さんの体感価格を上げて、安売りしなくて済むかも知れません。
<会社全員でパッケージ詰めするときの心構えを統一する>
詰める作業をしてくれる社員さんに
「これはダメ見本」
「これがOK見本」など、
画像で説明して、貼っておくといいですよともお話しました。
レンコンマンはホントに真摯に
「そうですねー」と聞いてくださいました。
ぜひぜひ、試してみてね♪
レンコンマン、パケマツに来てくれて、ありがとうございました!!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。