とあるスーパーで
同じウスターソースが

500ml　168円
300ml　178円

で売られています。

これってなんで？

普通、少ない方が
安いんじゃないの？？

この疑問を
パッケージの観点で解説します。

 

 

 

おはようございます。

 

パッケージを変えただけで
売上１０倍！単価５倍！

“売れない”を
“売れる”へ変える

パッケージマーケッターの
松浦陽司です！

 

 

本日のお話は

ターゲットが変われば
買う価値も価格も違う
パッケージマーケティング

 

で、いってみよーーー！

 

 

こちらの疑問を
投げかけてくださったのは

墓石洗濯師清石
代表の高見義裕さん！

その時のブログがこちら
どうしてこんなことが、、、理由を教えてください

（画像もブログより拝借）

 

なるほど。
そりゃ、変だよね。

 

ウスターソースの容量が
多いものが安くて
少ないものが高い。

あなたはこの現象が
どうして起こるか
ご存じでしょうか？

 

この答えを予想した
コメントを見てると
面白かったです。

「容量が多いと使い切れないから」

とか

「容量の多い容器の需要が多いから
容器自体が安く製造できる」

などの意見がありました。

 

 

ここで
パッケージマーケティング観点で
お答えしますと

提供する
「価値」と
「ターゲット」が異なるから

ということになります。

 

 

もうちょっとソースより
分かりやすい例を紹介すると
ミネラルウォーターが挙げられます。

皆さん、めっちゃ疑問に
思っていませんでしたか？

 

「あれ？
2リットルの水、めっちゃ安い」

 

そうなんです。

コンビニで売られている
ミネラルウォーターの価格は
だいたいこんな感じです。

・340ml　95円
・500ml　110円
・2L　   　100円

※メーカーや店舗によって異なります。
あなたの近くの販売店でお確かめください。

 

「なんで？！」

「340mlって
ヤバいくらい割高！」

「2リットルがなんで
500mlより安いの？」

って思いますよね。

じゃあ、
「価値」と「ターゲット」について
それぞれ考えてみましょう。

ちょっとわかりやすく
順番を入れ替えてお話しますね。

・500ml　110円

これってだいたいの皆さんが
買うサイズですよね。

価値：飲み切り、手ごろ、カップホルダーに入る
ターゲット：一般

こういったところでしょうか！

飲み切れず、
常温で放置するのって
なんか嫌でしょう。

 

・2L　100円

一番安いのに、なぜ買わないのか？

一般の人は
「重たい」
「カップホルダーに入らない」
と避けるのです。

でも

価値：安さ、コップに移してシェア飲み
ターゲット：安さを求める、がぶ飲みしたい、シェアする人

と考えれば
「なるほど」
と思いますよね！

 

じゃあ、最後に残していた

・340ml　95円

これは一体だれが買うの？？
って話なんですが

価値：常温、飲み切り
ターゲット：冷え性の人、サプリを飲む人

などです。

「え？常温って何？」

と思われる方もいるかと思います。

こういうことです。

カラダをいたわる健康生活

・おなかを冷やさない
・こまめな水分補給に
・サプリメントを飲むときに

そうなんです。

冷え性に悩む方は
冷えたお水より
常温のお水のほうがいいんです。

こういったニーズをお持ちの方は
あまり容量はいらないんですね。

 

だから
ミネラルウォーターの価格は

・340ml　95円
・500ml　110円
・2リットル　100円

で成り立っているわけです。

 

あなたの商品の
価値や価格！

ターゲットを変えるだけ
パッケージの容量を変えるだけでも
変わっていきますよ！

 

 

本日のお話は

ターゲットが変われば
買う価値も価格も違う
パッケージマーケティング

でございました。

 

あなたの今日一日が
価値の高まる
一日でありますように！

 

＜本日の関連動画＞

 

 

 

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