岡萬本舗様の新商品「雫 SHIZURU」!シズル感を生み出すパッケージ戦略
創業明治35年!
老舗の岡萬本舗グループの、
岡田社長、専務、郁子さん、賀須井常務から、
新商品のパッケージデザインをご依頼いただきました!
完成した商品がこちら!

雫(しずる)
透明感のある、上品なパッケージになりました!
半透明の既製袋に、透明シールを組み合わせることで、
まるで袋に直接印刷したような一体感を実現しています。
商品は、餡や果実を包み込んだフィナンシェです。
岡萬本舗さんの強みは、
自社農園で栽培した素材や、
自社で製糖した阿波和三盆糖へのこだわりです。
この餡と果実を美しく見せるために、
白いシールではなく、透明シールを選びました。

そして、ネーミング!
「フィナンシェ」というジャンル名ではなく、
より、情景や、みずみずしさが伝わるように、
「雫」(しずく)と書いて、
「しずる」と読ませるネーミングにしました!
デザイン的には、
果実から、一雫の果汁が滴っている。
そんな情景を思い浮かべます。
さらに、
「雫」を
「しずる」
「SHIZURU」と読ませることで、
料理のおいしさやみずみずしさを表す「シズル感」と重ね合わせました。

「フィナンシェ」というジャンル名ではなく、
「雫」というネーミングそのものが、
岡萬本舗さんの世界観を伝えてくれます。
本来、焼き菓子であるフィナンシェは、
シズル感を演出しにくい商品です。
だからこそ、ネーミングの力で、
お客様の頭の中に果汁があふれるイメージを描いていただきたい。
そして、パッケージデザインからも、
シズル感や世界観を感じていただきたい。
そんな想いを込めたパッケージになりました。
ちなみに、今回採用になった
「透明シール」なんですが、
袋へ直接印刷したような一体感が出ます。
しかし、透明シールは難しい点もあります。
それは、シール貼り作業の時に、
「気泡」が入りやすいことです。

そこで、四角いシールではなく、
雫の形にくり抜き、
貼り付け面積を最小限にすることで、
気泡が入りにくい仕様を考えました。
さらに、雫マークの色も何度も検証。
濃すぎても重たい。
薄すぎても存在感がない。
何種類もの濃度サンプルを作り、
実際に貼りながら、
一番美しく見えるバランスを探しました。

こうして完成した
「雫 SHIZURU」。
派手さを競うパッケージではありません。
岡萬本舗さんが目指していたのは、
「奇抜ではなく、記憶に残る」デザイン。
百貨店のお客様に、
長く愛されるお菓子。
その想いを、
パッケージという形でお手伝いさせていただきました。

味は、無花果、いちご、あずき、柚子の4種類!
どれも美味しいですよ!
ぜひ、あなたにも一度、手に取っていただきたい!
岡田社長、専務、郁子さん、賀須井常務。
このような機会をいただき、
本当にありがとうございました。

10月の新宿高島屋で、
「雫」がデビューしました!
たくさんのお客様との
素敵な出会いをつくってくれることを、
心から願っています。
<販売店>
DAIJU PARK(ダイジューパーク)
〒779-3214
徳島県名西郡石井町藍畑字第十515-5
TEL.088-679-8840
FAX.088-674-8150
営業時間.10:00~18:00
定休日.火曜日(祝日は営業)
https://okaman-group.com/daijupark/
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。







