おはようとくしまに出演① 豊田商店さん
1月21日記事 で紹介させて頂いた、豊田商店さん が、おはようとくしまで紹介されました!
その様子が、おはようとくしまのHPに掲載されていましたので、お楽しみください。
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世界的な金融危機、さらには円高による不景気で将来の不安に備え家庭の財布の紐は、きつく締まるばかりで業績が悪化する企業が増えています。
そんな中、ユニークなアイデアで売り上げを伸ばしている店があります。
遠藤
本当、今は100年に1度の経済危機と言われています。
あの日本を代表するトヨタ自動車でさえ赤字になる見込みですから、どれだけ日本が不景気か分かりますよね。
島川
そんな不況の中、知恵を絞り、ピンチをチャンスに変える経営とはどんなものか気になりますね。
宗我部
そうでしょう。
最初に紹介するのは
四国の玄関口、鳴門市にある土産物店です。
(VTR)
鳴門市鳴門町土佐泊浦におみやげを販売して36年の豊田商店があります。
こちらでは地元でとれる鳴門金時や果物、わかめなど約100種類の土産物を扱っています。改革の目玉がこちらの「ひもの館(かん)」です。
棚に並べられている干物は、すべて自家製で鳴門の海で捕れた魚ばかりです。この日、魚を仕入れに行く所を同行させてもらうことにしました。
車で走ること約20分。
やってきたのは鳴門市北灘の粟田漁港です。
この場所に直接買い付けに来るのは、干物を作る上でのあるこだわりがあったからです。
店に帰ってくると従業員総出ですぐに魚をさばき始めます。
この日仕入れたのは小さめのマアジです。
みなさん、もくもくと作業を続けます。
さばき終わると鳴門で作られた塩を水に溶かして、魚を入れ約3時間つけ込みます。
それが終わると店の屋上へ魚を持ってあがります。
まわりに障害物が何もないこの場所で一気に干しあげます。
そして工夫した点はもう一つ。
出来上がった干物は、できるだけお客さんに食べてもらうようにしています。屋上に干すのは魚だけではありません。
この時期、旬を迎える特産物を求めて鳴門市里浦町にやってきました。
新鮮さにこだわり、自分たちが加工して販売するこのやり方。
不景気の中でも順調に売り上げを伸ばしています。自分たちが作った商品だから売る時にも力が入るという豊田さん。
今日も寒空の中、お客さんの喜ぶ顔を思い浮かべながら干物作りに精を出します。
遠藤
あの屋上を十分にいかしていますね。
あれだけ日当たりが良く浜風が強いとおいしい干物ができるでしょう。
宗我部
そうなんです。
今のアジは脂がのって小さいお子さんから年配の方まで人気があるそうですよ。
ちなみに干物だけで見ると一昨年と比べると売り上げは倍になったそうです。
それでは場所を見ておきましょう。
こだわりの土産物、豊田商店は、鳴門市鳴門町土佐泊浦にあります。
鳴門北ICより南に2キロの所です。
営業時間は午前7時~午後8時までとなっています。お休みはありません。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。
2 件のコメント
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気配りすばらしい人ですよ。
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豊田社長をご存知ですか?
また、寄ってみてくださいね!