<酒商山田(広島)山田淳仁社長の「戦わない経営」>
“一見して馬鹿げていないアイディアは、見込みがない”
アインシュタインの言葉
つまり、見込みがあるアイディアってのは、
一般人からみたら
「馬鹿げている」
「異常な行為だ」
って思われることなんですよね!
おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。
2018年10月16日(火)
徳島経営研究会 10月例会
広島から酒商山田の山田淳仁社長が徳島にやって来てくれました!
夢を見、夢を追い、夢を叶える
~戦わない経営~
会場の阿波観光ホテルは114名の大熱気に包まれておりました!
冒頭、山田さんはこのように言ってくれました。
「今回のチラシ、すごくいい!
“一見して馬鹿げていないアイディアは、見込みがない”
このアインシュタインの言葉を借りたキャッチコピーが素晴らしい。
私の人生史上、最高のチラシです」
うーん、そんなこと言ってくれて嬉しいなー。
パケマツの桑原基輔さんのデザインなんです(笑)
そして次に会場に問いかけた言葉。
それは「みなさんは年に何回くらい夢を見ますか?」
100回?
200回??
山田さんは800回以上、夢を見るそうです。
必ず寝る前と、起きた直後に、夢を見るそうです。
「ああなったら面白い」
「こうなったらビジョンに近づく」
「こんなことをしたいな」
すると、年に730回は夢を見る。
プラス、昼間にも夢を考えるので、800回以上は見ていると。
思いの強さ、深さ、回数が、夢を実現に近づける。
「夢を見、夢を追い、夢を叶える」ということの強さを感じます。
そして、酒商山田さんの経営は「選択と集中」
その結果、なんと!
酒屋なのに売上の95%あったビール、タバコ、普通の日本酒を捨てた!
日本のお酒に特化!
価格を売るのではなく、価値を売る経営にシフトしていく!
うわー、馬鹿げている!
そんなの異常な行為としか思えない!
でも、山田さんは勝機を見出していたんです。
それは、
「市場が小さくなっていく業界だからこそ、強い競合他社が現れない」ってこと。
なによりも
日本の酒の伝道師となり、
その魅力を日本に、世界に広げるというミッションがあるから!
そうやって現在の素晴らしい酒商山田さんと作り上げたんですね。
すばらしい。
めちゃめちゃ勉強になりました!
ありがとうございます。
PS
山田さんは著書も書かれております。
「山田淳仁の戦わない経営」
ボクはサインしてもらっちゃった!
めっちゃ面白いので、あなたもぜひAmazonから!
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この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。