【「売れる商品」はない!「売れるパッケージ」かどうかだ!】
「売れる商品」と「売れない商品」の違いってなんなんだろう?
いや、そもそも「売れる商品」も「売れない商品」も存在しないんじゃないだろうか?
違うのは
「売れる売り方」と「売れない売り方」
そして、
「売れるパッケージ」と「売れないパッケージ」なんじゃないだろうか?
おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。
男性化粧品のマンダムがインドネシアで「整髪料」で大ヒット!
その要因って何だろう?
日本の人は整髪料のパッケージって基本的にビンやプラのボトルです。
でも、これだと大容量になっちゃう。
インドネシアと日本では物価が違う。
この容量だと、インドネシアの男性は購入することができないそうです。
そこでマンダムは考えた!
「手に取りやすいパッケージサイズ、買いやすい値段にしたらどうだろう?」
そこで、パッケージは小分けサイズを採用!
それを「吊るし売り」することにしました。
1個当たりは日本円で3円程度。
これでインドネシアの男性もめっちゃ買いやすくなったんです。
これでめっちゃ大ヒット!
「男性整髪料は売れない」んじゃなかったですね。
「売れる売り方」
「売れるパッケージ」にしたら、売れたんです。
インドネシアの場合、パッケージを小量にする。
パッケージを吊るし(連袋)にする。
これは立派なパッケージマーケティングですねー!
本日の記事は、理念と経営2019年3月号!
P38の「古永泰夫のマーケティング塾」を読んで、インスパイアされて書いた記事です!
古永泰夫さん、ありがとうございます!!
画像出展
https://mag.sendenkaigi.com/hansoku/201501/promotion-pkg/004205.php
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。