<コア・コンピタンスって、一体なんやねんっ?>
<コア・コンピタンス経営実現って、一体なんやねーーーん>
いやー、今、日創研さんで勉強させて貰ってるんですけど、
まーー、難しいですねー。
さっぱり分からん。
いや、言ってることは何となく分かるんですよ。
でも、それを自社の計画に落とし込むとなると、、、うーん。
しかも、警戒の冒頭が、
社員さんに対して、コア・コンピタンス経営を語るようになってる。
うーーーん、パケマツ風に言うとこんな感じかな?
社員さんに語り掛けるように説明すると??
<コア・コンピタンス経営に向けて>
・・・って言われても、
そもそも「コア・コンピタンス経営って何?」って感じですよね。
ちょっとその辺りを説明します。
コア・コンピタンスの定義って
「他社には提供できないような利益を顧客にもたらすことができる
自社内部に秘められた独自のスキル・ノウハウ・技術を持ち、
それを最大限活かす経営」ってことらしい。
よく分からないよね(笑)
ボクは簡単には
「自社に存在するいくつかの強みに相乗効果を持たせて、
お客さんにもっと喜んでもらおう」
って考えてます。
例えば、今のパケマツの強みを考えてみます。
会長の人脈力。
社長の情報発信力。
専務の全体統括力。
矢野部長の機械メンテナンス力。
小松さんの内勤事務力。
桑原さんのデザイン力。
他にもいろいろな強みがあって、
現状のお客さんに喜んでもらっています。
でも、今のこのそれぞれが持っている強みが、
残念ながら「相乗効果」を生み出しているとは言い難いですね。
例えば
機械メンテナンス力は、しいたけ業界では大活躍!
でも、デザイン力はそこに関与してないとか。
せっかくいい「強み」があるのに、
相乗効果を生み出さないなんてもったいない。
これって、どうして起こるんだろう?
ボクは「顧客」を絞っていないこと。
それと「顧客が求める価値」をはっきりさせることが大事だと考えた!
そこで、このコア・コンピタンス計画書では
今まで
「誰にでも、何でも、どうにかして」売っていたのを
「スーパー、お土産主体の食品製造会社に、
パッケージによる販売促進を、
企画開発段階からの参画や企画開発や持ち込み企画」
を届けていくように考えています。
「えーー、それじゃ、他の業種は捨てちゃうの?」
って、質問も聞こえてきそうですね。
そう、このコア・コンピタンス育成計画書では、
そこもちゃんと見ていきます。
3~5年後、今の人材はどうなっているんだろう?
そして、顧客はどうなっているんだろう?
その時、ボクたちが持っている強みってなんだろう?
それは維持できるんだろうか?
それとも、まるっきり変化しちゃわないか?
未来が分からないと、不安だよね。
でも、未来は予想できる。
そう、それがこのコア・コンピタンス経営育成計画書。
さあ、共に「一人ひとりが幸せを実感できる会社」づくりに向けて、船を漕ぎだそうね!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。