【世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」勝ち続ける意志力~梅原大吾著~】
<世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」勝ち続ける意志力>
「この本を読めっ!」と桑原さんに渡されたのが先日。
誰が書いてるのかなと思ったら
「プロ・ゲーマー 梅原大吾」だって??
なんか、プロ・ゲーマーって、ボクの中では
「うーーーん、ちゃんとした職業なの?」って感じ。
「まあ、でも桑原さんが読めと言っているし」
ということで、しぶしぶ読み始めたのですが、、、
「なんだこりゃ?!」
めっちゃ、面白いじゃないか!
のめりこんで読みました。
<プロ・ゲーマーになるということは?>
正直、梅原大吾さん本人も、
幼少のころから「これでいいのか?」と何度も自問自答されたそうです。
そりゃ、そうですよね。
だって、その当時は「プロ・ゲーマー」なんてお仕事もなかった。
周りの目も
「なにゲームばっかりやってんの?」
「ちゃんと勉強したら?」
って白い目。
でも、梅原さんのお父さんが素晴らしかった。
「やりたいことをやれ」って姿勢を崩さなかった。
(かなり、葛藤があったらしいですが)
それは、お父さん自身が
やりたいことをやって来れなかった体験から来るものらしいのですが。
この姿勢が本当に素晴らしい。
特にボクが印象に残ったフレーズを3つ紹介します。
ちょっとボクの解釈が入ってるので、
そのままは書いて無いのでご注意ください。
<その1 目的は成長し続けること>
一日が終わった時に「今日はこんな成長したな」って感じられることが大切。
それが本当に些細なことでもOK!
「同じ商品が2円安いお店を見つけた」
「昨日は知らなかった言葉を、本を読んで知った」
このささやかな喜びを感じられる。
そんな人生を歩んでいくことが大切だと。
<その2 目の前の対戦(仕事)に集中>
梅田さんはゲームの世界で何度も世界一になる訳ですが、
いきなり世界一になる訳では、もちろん無いわけです。
どうやって、世界一になるのか?
そう、目の前の対戦相手一人に勝つ!
これを繰り返すこと。
仕事においてもそうですね。
いきなり「1億円の仕事を獲得する」ってことは
パッケージの世界では、まあ、まずありえない訳です。
(業種によってはあるでしょうけどね)
じゃあ、どうするか?
目の前の一人のお客さん!
依頼を受けた一つの仕事に集中して、最高の仕事をすることです。
この連続ですね。
<その3 「10の力」に満足しない、11、12、13を目指す>
簡単に強くなろうと思えば、
例えば「必勝法」などを身に付けるといいわけです。
手っ取り早く8や9や10の力は身につくけど、
世界一を目指すにはそれでは不足しているのです。
11、12、13の世界を目指さないと!
その為には、
必勝法には頼らず、
セオリーを疑って、
全ての試行錯誤を行う必要があると。
パッケージの世界に置くと
必勝法すらない状態。
ボクや桑原さんの場合、その答えのない仕事に挑むので、
やっぱり、11、12、13の努力が必要だなと。
反対に、ボクが思ったのは
例えば、新卒社員さんなんかだと、
7や8がすぐに取れる「必殺技」とまでいかなくても
必勝法のようなものを、企業が持たせてあげることが必要なんじゃないかと。
そんな風に感じさせてもらいました。
<社員が社長にお勧め本を紹介する>
ところで、これって、結構な異常事態じゃないですか?
逆はよく聞きますけど。
社長が社員に
「おい、これ読め」って本を渡す。
・・・けど、殆ど、読まれない(笑)
でも、桑原さんの場合は逆パターンですからね。
こんな社員さんがいて嬉しいです!
桑原さん、ありがとうございます。
あ、この本!
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この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。