【大市珍味さんに「仕込みの達人」パッケージリニューアルインタビュー】
大市珍味(だいいちちんみ)様は料亭などのオーナーが「ちょっと一手間加えるだけ」で見事な一品料理になるような珍味や食材を揃える会社です。
その「ソフトすり身」のパッケージをリニューアルさせて頂いたときのこと、そして、お客様や社内での評判についてインタビューさせて頂きました。
(大市珍味SMS店頭で西野美穂社長と)
松浦
大市珍味の西野社長が、ボクが2018年にサンソウカン(大阪産業創造館)で講演したとき、受講生としていらっしゃって名刺交換したことが出会いですね。
それをきっかけにお声かけていただきました!
佐藤
講演の中で紹介していた事例が、西野の感性にあったんだと思います。
寺島
うちの商品を見直したときに、味は自信を持って売れると思ったのですが、
しかし、以前からパッケージが弱いと思っておりまして。
西野も「商品が子供としたら、どれだけ綺麗な衣装を着せて送り出せるか。」と考えており
そこで、今回の商品のパッケージリニューアルを、パッケージ松浦さんにお願いしようという流れになったと思います。
「独創的なパッケージをお願いしたい」という思いがあったと思うんですよ。
(大市珍味の寺島課長、佐藤さん、岩塚さんと商談中)
松浦
それは、ありがとうございます。
ところで、パケマツに頼んで「他所のパッケージ屋と違うぞ」とか「こんなところが面白い」などあれば教えてください。
(beforeパッケージ 「ソフトすり身」)
佐藤
独創的で振り切ったデザインを持ってきてくれると思わなかったですね。
私には、いかついおっさんをまず出すなんて考えない(笑)
(afterパッケージ 「仕込みの達人」)
松浦
3パターンのデザイン提案させて頂きました。
「いかついおっさん」と「創業者の料理人」と「暗黒料理人」と。
最初にいかついおっさんのキャラクター「みのる」を出したら、
西野社長がすぐに「私、惚れた」と言ってくれて。(笑)
佐藤
すぐに社長が気に入りました。
正直、社長がゴーサインを出さなかったら通らなかったと思います(笑)
他の案も斬新でしたが、振り切ってなかったので、
西野は振り切った「みのる」選んだのだと思います。
(仕込みの達人3シリーズパッケージ)
寺島
今までマンネリ化していて
「全然違う方向に舵を取りたい」
「思い切ったことをやってみたい」
というところがあって。
そのときに、パッケージ松浦さんのセンスと合致したんやと思います。
あの暗黒料理人「みのる」のインパクトが強すぎた(笑)
佐藤
展示会や店頭で、目にもつかないと土俵にも乗りません。
それだと良い悪いの判断もしてくれないのでね。
そういう意味でも良い品物が出来たと思います。
(裏面は、みのるのツムツムパッケージでかわいい)
松浦
いろいろと、ご意見ありがとうございます。
仕上がったパッケージの感想はいかがでたか?
佐藤
それはもう、予想通りでした。
ビニールの質感と相まって冷徹さが増したのではないか(笑)
寺島
今までの営業では商品だけの話しかできませんでした。
しかし今回、パッケージを変えることで、パッケージのインパクトについても多く話せるようになりました。
商談中も、パッケージのインパクトがあるので掴みがいいのかなと思います。
そういう意味でも、「みのる」は重要な商品になったと思います。
社内でも、パッケージの重要性が話題になり、
見直しなどを進めていかなければと言う話が上がっています。
(西田辺駅で佐藤さんと)
松浦
いろいろと営業改革や、意識改革に繋がっていてよかったです。
ところで、お客様や展示会での評判はいかがですか?
寺島
展示会でも、大分、目に止めてもらっています。
ポスターも作りました!
うちの商品を知ってもらっている方が「この商品何?」と立ち止まってくれて
お客様への提案の入口になっています。
業務用スーパーに置きたいな、と思っていて、申請中です。
店長に見せると良い反応は帰ってきます。
掴みは良いので、あとはお客様に手にとってもらって、どうリピートされているかを検証していきたいです。
松浦
いろいろと良い反応を頂いているみたいでよかったです!
寺島さん、佐藤さん、本日はインタビューさせて頂き、ありがとうございます。
※初めて、Skypeにてのインタビューをさせて頂きました。
途中出てくる画像は過去に撮影したものばかりです。
ご了承くださいませ。
※こちらの「仕込みの達人」はネットからもご注文頂けます!
飲食店のオーナーの方も
家庭で一手間減らしたい主婦も
ぜひ、一度頼んでみてね♪
<大市珍味はこちら>
株式会社 大市珍味SMS
https://daiichinmi.co.jp/
〒545-0021 大阪府大阪市阿倍野区阪南町4丁目17番1号 永楽ハイツ1階
TEL:06-6625-7667
FAX:06-6625-7171
mail: dc08@oak.ocn.ne.jp
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。