【「自社の売りたいもの」を売るな!「お客様の欲しいもの」を売れ!】
「自社の売りたいもの」を売ってはいけません。
「お客様の欲しいもの」を売るのです。
そのためには、お客様をきちんと見ないといけませんね。
でも、ついつい、自社の売りたいものを売っちゃうんですよね(汗)
おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。
例えば、こんなシチュエーションを考えて見てください。
あなたはケーキ屋さんの店員です。
自転車でお客さんが来られました。
そのお客さんはこう相談されます。
「午後から久しぶりに大切なお友達と会うんです。
おすすめはありますか?」
あなたは何をおすすめしますか?
「当店のオススメはモンブランです!
今日から今シーズン新発売で、超おすすめです!」
お客様は、あなたのおススメ通りにモンブランを買って帰りました。
心の中であなたは
(やったー!店長から“今日からモンブランが発売だから、モンブランを中心にオススメしろよ!粗利益率も高いしな”って言われてたんだよね。私っていい仕事してる!!)
と思っているかも知れません。
・・・しかし、それでよかったのでしょうか?
お客さんが自転車で来たことを
あなたは何気に見ていたはずです。
お客さんは家に帰って
ケーキを出してみると。。。
「・・・ありゃ~」
モンブランはグチャグチャに崩れていることでしょう(汗)
それならば、違った対応ができるかも知れません。
時を戻してやり直してみましょう。
「午後から久しぶりに大切なお友達と会うんです。
おすすめはありますか?」
あなたは何をおすすめしますか?
モンブラン!
・・・じゃないですよね(笑)
「はい、そうですね。
お客様は自転車で来られていましたね。
私達、seedとしては、トライアングルチーズケーキをおすすめです!
1個1個がカップのパッケージに入って、崩れにくいですから。」
きっと、お客様は大満足!
お友達を迎え入れてお話するかも知れません。
「今日ね、seedってお店に行ったんだ。
おススメを聞いたら、私が自転車で来たことまでしっかり考えてくれて
このトライアングルチーズケーキをすすめてくれたんだ。
美味しいよねー。
心遣いも嬉しいよね」
もしも、モンブランをおすすめしていたら?
「今日ね、××ケーキ屋に行ったんだ。
おススメを聞いたら、モンブランをすすめてくれたの。
でも、私、自転車で行ったじゃない。
もう、帰って来たら、ぐちゃぐちゃ(汗)
ごめんね、こんなケーキを出して。
私、もう二度と、××ケーキ屋には行かないわ」
なんてことになったかも知れません。
「自社の売りたいもの」を売ってはいけません。
「お客様の欲しいもの」を売るのです。
そのためには、お客様をきちんと見ないといけませんね!
パッケージ一つで、シチューエ―ションも変わりますね♪
ちなみに!
seedさんのトライアングルチーズケーキ!
こちらのネットサイトで購入できますよ♪
https://eseed.theshop.jp/items/26750620
ぜひぜひ、一度、食べて見てくださいね♪
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この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。