<盛和塾 徳島 ベンチマークツアー トヨタカローラ徳島さんへ訪問 カイゼンの目的とは?>
<盛和塾 徳島 ベンチマークツアー トヨタカローラ徳島さんへ訪問 カイゼンの目的とは?>
2013年9月30日(月)
盛和塾<徳島>のベンチマークツアーで、
トヨタカローラ徳島(http://www.corolla-tokushima.co.jp/)さんを訪問させて頂きました!
社内のどこでも撮影OK!
そしてブログやFBの共有もOK!
そんな太っ腹な姿勢!
これがまず素晴らしいです。
竹内副社長が丁寧に社内を案内してくれました。
もっとも私がビックリしたのが「カイゼン室」です。
「トヨタ=カイゼン」といわれるくらいに製造現場では有名。
でも、なかなか販売会社(ディーラーなど)には展開が難しいようです。
しかし、トヨタカローラ徳島さんではばっちりカイゼンされてます。
このズラーっとならんだ模造紙。
実は30分車検の行程表。
トヨタカローラ徳島では全国初!
30分車検を実施。
北島義貴社長は語ります。
「1分を縮められないのに15分を縮めることはできない。
1秒を縮められないのに1分を縮めることはできない」
なんと!
この工程表は「1秒単位」で刻まれているんです。
(DVD録画し、後から秒数を記入する)
すると、
「あぁ、ここでAさんが7秒手持ち(何もしてない時間)だ」
「うぅ~ん、右回りを左回りに変えたら6秒手離れ(時間短縮)できるね」
という話し合いができるそうです。
単位は「1」で考える!
これがトヨタカローラ徳島の社風でありカイゼンだそうです。
どなたかが質問しました。
「そんな風に秒単位で管理したら社員さんは嫌がりませんか?」
北島社長は答えます。
「これは彼ら(社員さん)たちを幸せにするためのものです。
1秒縮まれば、1秒楽になります。
彼らもしっかりとそのことは分かっています。
自分たちが幸せになるために、彼らもがんばるのです」
社員さん達も「カイゼンは何のため」をしっかり理解して取り組んでいます。
本当に素晴らしい社風です。
長くなったので、講話の話はまた後日をお楽しみに。
トヨタカローラ徳島(http://www.corolla-tokushima.co.jp/)さん
有り難うございます。
ちなみに、トヨタカローラ徳島オリジナル車種【マッド86】の話はこちら。
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11627970385.html
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。