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2026年06月18日

理念から生まれるビジネスモデル ~“想いを成果に”つなげる ココトモファームの取り組み事例~ 株式会社ココトモファーム代表取締役 齋藤秀一氏

2026年6月17日(水)
徳島経営研究会6月例会開催!
に参加してきました!

理念から生まれるビジネスモデル
~“想いを成果に”つなげる ココトモファームの取り組み事例~

株式会社ココトモファーム代表取締役 齋藤秀一氏

80人を超える人が参加されて
会場中、学びの熱気でむんむんでした。

 

いやー。
めちゃくちゃ良かった。

経営者は軒並み、
「理念が大事」と思っています。

でも、正直なところ、

理念を掲げている会社はたくさんあっても、
理念を事業として成立させている会社は
そんなに多くないですよね。

その点、
齋藤さんのお話は違いました。

ココトモファームは

​経営理念
​「ココでトモだちになろう」

​ビジョン
​誰ひとり取り残さない居場所を創る

を掲げ

理念・ビジョンが、
ちゃんと商品になっている。
ちゃんとビジネスモデルになっている。
ちゃんと利益になっている。

そんな会社なんです。

 

齋藤さんは、
IT会社であるネットアーツを経営する一方で、

2019年に
株式会社ココトモファームを創業。

農業と福祉、
そして商業を組み合わせた

「農福商工連携」

に取り組まれています。

実は齋藤さんご自身もADHD。

ご家族にも障がいを持つ方がいるそうです。

だからこそ、

「支援は誰のために、何のために必要なのか」

という問いに向き合い続けてきたそうです。

でも、
最初からうまくいったわけではありません。

 

2001年
ネットアーツ創業当初は、
超ブラック企業。

サービス残業は当たり前。
離職率も高い。
社員さんとの信頼関係もない。
そんな状態だったそうです。

そこで出会ったのが、
田舞徳太郎さんの著書
『理念経営のすすめ』
でした。

その中の言葉。

「理念なき戦略は罪悪であり、
戦略なき理念は戯言である」

この言葉に衝撃を受けたそうです。

 

そして、
社風を良くしようと
社員さんの誕生会を企画したところ、

「何のためにやるんですか?」
「誕生日って個人情報ですよね」

と大反発(笑)

でも、その時に気づいたそうです。

社員さんを変えようとする前に、
まず自分が変わらないといけない。

いやー。

経営者あるあるですね。

 

 

ついつい、

「社員が変われば」

と思ってしまう。

でも、
実は変わるべきは自分。

耳が痛いです(笑)

 

その後、
ココトモファームは、

農業、
加工、
販売、

そして福祉を組み合わせた
6次産業化モデルを構築。

コロナ禍で売上ゼロも経験しますが、
米粉のバウムクーヘンとの出会いをきっかけに大きく飛躍します。

今では多くの店舗を展開し、
たくさんの雇用を生み出しています。

そして、
一番印象に残った言葉がこちら。

「障がい者は劣っているのではなく、
違っているだけ」

なるほどなぁと思いました。

違うからこそ、
役割が違う。
得意が違う。
活躍する場所が違う。

それだけなんですよね。

 

もう一つ、
齋藤さんが大切にしている考え方があります。

それは、
「困っている人の役に立つこと」
「社員さんが喜ぶこと」
を大切な指標にすること。

売上を追いかけるのではなく、
まずは人の役に立つ。

その結果として、
お客様が喜び、
地域に必要とされ、
社員さんも楽しく働ける。

そして結果として、
売上や利益につながる。

まさに、

理念から生まれるビジネスモデル。

そんなお話でした。

 

ちなみに例会後。

会場で販売されていた
ココトモファームのバウムクーヘン。

みんなが一斉に買い始めて、
なんと30分足らずで完売(笑)

ボクも購入しましたが、
おいしかったです。

そして何より、

商品から理念が伝わってくる。

そんな体験ができたのが
一番の収穫だったかもしれません。

齋藤さん、
素晴らしい講演を
ありがとうございました。

この記事を書いた人

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

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