【大企業とパッケージで対抗するためにはどうするのか?】~橿原商工会議所さんセミナーでの質問~
「大企業とパッケージで対抗するためには?」
うーん、なかなかに難しい質問ですね。
でも、やりようはありますよ。
おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。
さて、2018年8月3日(金)
奈良県の橿原神宮前すぐ近く!
橿原商工会議所さんで講演させていただきました!
「価格競争からの脱却!」
パッケージを変え、商品価値を上げる 売れる商品づくりセミナー
会場はほぼ満席の40名もの参加者がご参加くださいました!
ありがとうございます。
その中で質問を受けたのは
「大企業とパッケージで対抗するためには?」
うーん、難しい質問ですけど、ボクが答えたのはこんなこと。
「パッケージに一手間かける」
そう、大企業になればなるほど「作業効率重視」になる。
パッケージ梱包も機械化して、まあ、できあがるのは四角いパッケージ、梱包しやすいパッケージになります。
中小企業は逆の方向。
「効率の悪いパッケージ」だってできるんです。
たとえばこんな感じ。
八百秀「里むすめバームクーヘン」です。
画像ではわかりにくいかも知れませんが、
実は二重に紙帯を巻いてます。
お芋のイラストを印刷した白い紙帯。
そして、その上に半透けの曇りガラスに見えるような、トレーシングペーパーを巻いているんです。
もっと言うと、さらにペーパーラフィアという紙紐を巻いてます。
ここまで手間暇かけたパッケージ梱包できるのって、
大企業では難しいですよね!
橿原商工会議所のみなさま、
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!!
同じパッケージ業の杉本さんも応援に来てくれたよ!嬉しいなっ!
「パッケージを変え、世界を変える」同士が奈良にもいるって心強い!
ありがとうございました。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。