パッケージが物語を語ってくれるといいですね！
その商品がどんな想いがあってつくられたのか。
その土地にはどんな食材があるのか？

おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。

２０１８年１１月１７日（土）
ブランド・マネージャー認定協会の公開シンポジウムが
東京国際フォーラムで開催されました！

年に一度のブランド祭り的なこのシンポジウム！
全国からよりすぐられたブランド事例が発表されます。

ボクが大注目したのがこれ！
準大賞　能登輪島米物語　ブランド事例

石川県輪島市のお米農家９社が協働！
ブランドマネージメントは株式会社ビスポーク！

いろいろ背景はあるのですが、
このブログではパッケージのことを中心に。

ビスポークが生産者さんと関わっての気づきとして
「お米は誰とでも“仲良し”になれる」

どんなオカズとも仲良くなれる素材って、
お米以外にないんじゃない？？
・・・って、そんな気づきです。

そこで「ブランド・アイデンティティ」を
「おかずで旅する輪島のお米」に決定！

お米に合う能登輪島のオカズを旅するように紹介するんです！
なんて面白い考え方！

そしてロゴを設定。

輪島の風景である農山村をイメージさせるデザイン。
輪島塗のお椀を持った主人公が食べ歩くようなイメージですね。
ひと目でお米と分かるフォルムもすばらしい。

さてさて、これらのアイデンティティとロゴを駆使して
どんなパッケージが出来上がったのか？
いよいよ公開です！

＜キリコ祭り味パッケージ＞
おおーー！
立方体に近いケースに入って、
見るだけで可愛いですね。

ボクも会場で手に取らせて頂きました。

正面の味のところ

天面には先ほど解説したロゴをドーンと。

そして、側面がポイントですねー！
「おかずで旅する輪島のお米」なので、
オススメのオカズを紹介しているんです。

反対側の側面には生産者の想いを伝えていい感じ。

でもこのパッケージ、これで物語が終了するワケじゃないんです。
・・・というか、物語の始まり。
実は９種類あるんです。

どーん！
そう、９種類あって完成するパッケージ！
こうやって、左から右へ。
朝から夜まで続く物語としてパッケージもつながっていきます。

生産者のコメントももちろん背景がつながります。

お米に合うオカズもしっかりと９種類解説！
本当に能登輪島を旅した気分になりますね。

こうやって能登輪島のお米に合うオカズを紹介することで
能登輪島を旅しているような気分になります。

ボクもシンポジウムで展示されてたパッケージを
一生懸命に並び替えて、興奮しちゃいました（笑）

外箱も自然な田園風景の中、
農家さんが育てているような風景が描かれています。

ブランド公開シンポジウムの中で解説されていたのは
株式会社Bespoke（ビスポーク）の長田敏希さん！
・・・しまった！顔が写ってない（汗）

発表、お疲れ様でした！
いいなー。
こんな風にストーリーを語るパッケージ、サイコーです！

とっても勉強させて頂きました！
ありがとうございます。
２０１８年度ブランディング事例コンテスト準大賞！
おめでとうございます！！！