<褒める達人という生き方>~西村博さんによる「ほめ達」セミナー~
男性のあなた!
女性から「今日はちょっと具合が悪いのよ」って話しかけられて、なんて答えます??
A 熱計った?病院に行くか?
B 大丈夫?
さー、どっちが正解なのか?
答えはブログの中で!
あ、おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。
2018年7月21日(金)
自主イベントを開催していました。
西村博の「ほめ達」セミナーinエーテック時習堂!
「ほめる達人という生き方」
講師はもちろん、西村自動車の西村博氏!
「ほめる達人」こと「ほめ達」の注目度は高い。
四国放送のフォーカス徳島さんがTV取材に来ておりました。
そして、さらに注目度が高いのが講師である「西村博」さん本人です!
会場は満員の29名の方が押し寄せてくれました!
ありがとうございます。
冒頭に世代間のギャップに注意することを指摘。
「私たち、35歳以上の世代は叱られて育ってきた。
だから、叱られることに耐性がある。
ところが、34歳以下は叱られ慣れてない。
だから叱られるとモチベーションが一気に下がる。
こんな時代だからこそ、“ほめ達”が必要なんです」
なるほどねー。
そして「ほめ達」セミナーは本番へ!
それにしても西村さんの温かい人柄。
愛情がこもってますから、会場は大盛り上がり!
こんなに笑顔あふれるセミナーってあるんだろうか?
四国放送の方もびっくりされてました(笑)
最後に西村さんは語ります。
「ほめるは人のためならず」
一体、どうゆうことかということ、
「ほめるのは最終的には自分のためにもなる」ってこと。
ほめようとすると、人のいいところを探すほめ脳になる。
より誰かの価値を発見しやすくなる。
ほめると相手が輝いてくる!
周囲の人を褒めることで、周囲の人が輝くと、、、
やがて、その誉めパワーの照り返しで、自分も輝かせることになる。
相手ハッピー、自分ハッピー、みんながハッピーになるってことなんです。
なるほど、「ほめ達」、偉大です。
西村さん、本当に楽しいセミナーありがとうございました!!
そして、ご来場くださった皆さん、ありがとうございました。
四国放送さん、放送楽しみにしてます(笑)
さて、あとは備忘録的に解説しますね。
<セミナーの目的>
参加者に「ほめ達!」になっていただくこと。
そして、「ほめる」とは
人、モノ、起きる出来事の価値を発見して伝えること。
<誉めることによる 8つの軌跡)
1 ほめると相手が成長する
悪いところを指摘しても、それだけして、それ以上のことはしない。
「棚の上が、掃除できてない」→そこしか直さない。いやいややらされているだけだから。
ほめるとそれ以上のことをしてくれる
「棚の上を綺麗にしてくれてありがとう」→床まで掃除するようになる。自ら進んでやるようになr。
2 ほめると相手と良好な関係を築くことができる
3 ほめると部下の力が伸びる
4 ほめると成長が加速する
5 ほめると尊敬される
6 ほめると人間力があがる
普段から誉めるを意識していると、人の長所、いいところがどんどん見えてくる。
7 ほめると感動に会える
8 ほめると引き立てられ力が強まる
<成長し続ける人の共通点は?>
「知っているか、知らないか」ではなく
「今、自分ができているかどうか?」で考えてみる。
「自分に直接関係するか」どうかではなく
「もし自分だったら?」と置き換えて考えてみる。
直接関係ないようなことだから、チャンス!
思ってもみなかった「コロ玉」がみつかる。
※コロンブスの卵
<4D+1>
4Dを言わない。
(でも、だって、どうせ、できません)
<男性脳と女性脳の違い>
男性脳・・・解決脳、結果を求める
女性脳・・・共感脳、結果は求めていない。
ここで最初の質問です。
女性から「今日はちょっと具合が悪いのよ」って話しかけられて、なんて答えます??
A 熱計った?病院に行くか?
B 大丈夫?
思わず、A 熱計った?病院行くか?と答えた男性はアウトーー!
男性は解決したがります。
だから、よかれと思って、返事しているのです。
ところが、女性は結果を求めていません。
B 大丈夫?と、共感してくれるだけでいいんです!
男性はこの辺りを理解していないと、女性との会話がなぜ噛み合わないか?
ここに理由がありました。
※女性は逆に「なんでこの男性は共感してくれないの?」と思わずに
「ああ、この人は解決したいのね」と理解してあげましょう。
男女はここまで絶望的に違う!
ここを理解しているのが、ほめ達です。
<口癖>
・4Dを言わない。
(でも、だって、どうせ、できません)
ほめ達の選ぶ言葉はこれ!
・3S+1
(すごい!さすが!すばらしい!)
でも、相手から「それ絶対に違う」「これはありえへん」が来た時にどうするか?
「違う!」
「ダメ!」というと、相手を跳ね除けてしまいます。
これはNG!
だから、この言葉で受け止めましょう。
「そうくるか!」
この言葉だと「ボクの考え方と違うけど、そういった考えもあるんだ」と否定することにはならないです。
むしろ、自分と違う考えを受容していこうとする寛大な言い方ですね。
さらにこんな時にはどう返しましょう?
「90点だなんて、あと10点とれてないやん」
「掃除と片付けはできてるけど、お母さんのお手伝いができてない」
思わず
「100点ちゃうやん」
「あーー、これが足らんねん!」と言ってしまいそう。
そんなときはこの言葉を使いましょう。
「惜しいっ!」
この言葉には
「8割がた合ってるけど、もうちょっとだよね」
「あなたはほとんどできているから、プラスここだよね」のニュアンスが込められている。
むしろ、相手からは
「どこが惜しかったの?教えて!」とアドバイスを求めてきます。
<ありがとうを増やす>
さらに、「ありがとう」を増やしましょう。
できれば、単に「ありがとう」をいうだけではなく
「事実+ありがとう」を心がけましょう。
××してくれて、ありがとう。
食器を洗ってくれて、ありがとう。
コピーしてくれて、ありがとう。
小さな行動に「ありがとう」です。
いい会社は「ありがとう」の数は圧倒的に多い!
小さなことにも感謝なんです。
「社員さん、会社に来てくれてありがとう」にも感謝!
「お父さん、お母さん、産んでくれてありがとう」ということにも感謝なんです。
<誉める仕組み>
・ヒーローインタビュー
スポーツのヒーローインタビューみたいに、一人にお立ち台に立ってもらって、インタビューする。
「どうして今回、お客さんに喜んでもらえたんですか?」
「いやー、この間、ちらっと話した“POPも欲しい”の声に答えたんですよ」
「へー、お客さんのニーズを引き出したわけですね」
「そうなんです。世間話の途中から」
「普段からニーズを引き出すことは心がけているんですか?」
「それは“お客さんの立場になる”ってことでしょうか?」
「ほーほー、もっと詳しく聞かせてくれませんか?」
こんな風にヒーローインタビューすると、会社内に「ありがとう」が増える。
ほめる材料がない、ほめる機械や時間もない
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。