【売り場デフレスパイラルを止めろ】~あいさい広場にてパッケージマーケティングセミナー~
2019年9月18日(水)
<あいさい広場にて早朝パッケージマーケティングセミナー>
徳島でも、大人気産直市の「あいさい広場」です。
イヤー、産直市の朝って活気がありますね。
セミナー時間は朝7:00~8:00だったんです。
ボクは6:30に到着してたんですけど、
もう、既に何十台も車が列をなして待っている!
「ボクのセミナーのために、こんなに!?」
どうしてなのか聞くと、答えてくれました。
6:40から、朝採りの野菜たちを
産直市の棚に並べることができるそうで、
その待ち時間だったようです。
・・・ボクの勘違いで人気あると思っちゃってすみません(笑)
でも、こうやって
本当に毎日、朝採りの新鮮な野菜を並べてくれているんですね。
このことには驚愕です。
感謝のあめあられですねー。
<価格競争による負のスパイラルが巻き起こる>
実は、セミナーを頼まれた理由が
「隣同士で価格競争が起っちゃう」ってこと。
例えばすだち。
全く同じような透明パッケージで、入り数も同じ。
「隣の鈴木さんのが1袋100円だから、うちは98円で」
「あれ?田中さんが98円にしたぞ。じゃあ、うちは95円で」
「ん?鈴木さん、95円にしやがって。93円にするか」
なんて、状態。
これって、売り場デフレスパイラス!
やっちゃいけない、産直市でよくある悲劇。
隣の野菜と自分の野菜の値段の下げ合い合戦。
これを止めて欲しいってことでした。
<価格競争するな!価値共創せよ!>
セミナーのタイトルがこちらですた。
集まってくれたのは、約20名くらい。
6:40に野菜を陳列してからの参加です。
本当に勉強熱心で恐れ入ります。
価格競争を止めて、違いを出すように。
など、いろいろと具体事例を持ってお話させて頂きました。
<めっちゃ、面白かった。息子に聞かせたかった>
そんな風に言いながら、セミナー後に一人のお母さまが挨拶しに来てくれました。
ありがとうございます。
また、ドラゴンフルーツ農家の方が
パケマツに来週、ご来社くださるとのことになりました。
これもまた楽しみです!
そして、農家さんではないのですが、
医療法人 うおざと歯科の
魚里亮平さんが、奥様とご一緒に参加してくださったんです。
そして
「素晴らしいプレゼンで感動しました!
是非歯科界でも松浦さんの力を借りて売り上げを上げる事は可能だと確信しました!」
なんて言ってくれました。
ありがとうございます♪
<自社独自価値を伝えましょう>
こんなことが、1%でも伝わったかな?
ご参加くださった皆さん、早朝よりありがとうございました!
またお会いできるのを楽しみにしております。
<あいさい広場>
http://tokuchu-ja.or.jp/store/detail.php?nm=higashitokushima_miharashi
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。