【君が代の「苔のむすまで」から読み解くパッケージ論】~新しい価値を生み出す~
君が代の締めに出てくる
「苔のむすまで」の意味ってご存知でしょうか?
かなり、深いぃ、意味があるのです。
日本人なのに、「苔のむすまで」の意味も知らないなんて、チコちゃんに「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と叱られますよ(笑)
あ、こんにちは。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。
大晦日ですね。
いかがお過ごしでしょうか?
さて、
「パッケージって、何なの?」と聞かれることがあります。
「包むもの」でもあり
「保護するもの」でもあります。
でも、ボクの説では「新しい価値を生み出すもの」です。
このことを、君が代から読み解いていきましょう。
「包む」の起源は奈良時代にあり
その当時は「パッケージ」ではなく「風呂敷」でした。
中身商品をそのまま裸で渡すのは失礼と言う、
日本人の「慎ましい」心を、風呂敷に「包んで」渡すようになったのが起源です。
この「包む」という行為で行われるのが
「結ぶ」という行為です。
この「結ぶ」の、語源は「むす」
あの、君が代の「苔のむすまで」の「むす」です。
いよいよ、君が代が登場しましたねー(笑)
この「むす」(生す)には深いぃ意味があります。
「子供を養い、育てる」という意味です。
もうちょっと長く書くと
「男女がであい、子供を産み、協力して養い、育てる」という意味があります。
だから、息子も娘も「むす」がついてますよね。
つまり!
いよいよ、ここからが「君が代」と「パッケージ」が繋がります。
「むす」が「結ぶ」になり、そして「包む」から「パッケージ」に変わる。
そう、パッケージには
2つ以上の異なるものが合わさることで、
「新しい価値を生み出す」という持論です!
2つというのは、中身商品とパッケージのことですね!
男女が出会い、子供を育む。
商品とパッケージがであい、価値を育む。
そんな意味合いです。
改めて、パッケージという素晴らしいお仕事ができていることに感謝します。
2019年もみなさま、ありがとうございました。
そして、2020年もどうぞ、宜しくお願いします。
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この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。