【心も体も軽くなれるパッケージ】～引っ越し屋さんのダンボールは何故、白い？～
昨日、乃木坂46が
【9th YEAR BIRTHDAY LIVE】
を開催しました。
毎年、２月に
もちろん、観客の前で
開催しているライブですが、
今年は、無観客で生配信されました。
仕方ないですよね。。。
この色々と思い悩むことが多い時代
乃木坂４６の
「しあわせの保護色」
の歌詞って素敵ですよね。
しあわせはいつだって
近くにあるんだ
保護色のようなもの
気づいてないだけ
ちょうど小学校が休校になるなど
2020年3月に白石麻衣の卒業シングルとして発売。
「幸せの青い鳥」じゃないけど
本当の幸せは身の回り、
手の届く範囲にある
そんなことを
優しく伝えてくれます。
見えないけど、
見えてるって感じ。
保護色（身近な幸せ）に
気づくのって大切です。
さて、この「色」については
パッケージも色々と秘密があります。
アート引越センターなどの
引っ越し屋さんのダンボールって
「白」が基本色なんですよ。
でも、なぜ、白なんでしょうか？
ちょっと考えてみてくださいね。
「白」にはデメリットもあります。
・「茶」のダンボールより価格が高い
・「白」だと汚れが目立ってしまう
こんなデメリットがあるのに、
引っ越し屋さんは
「白」のダンボールを使うんですよ。
不思議じゃないですか？
実はこんな理由があったのです！
「色による体感重量が違う」
これが理由だったんです。
同じ重さでも
色によって、
体が感じる重さが変わるんですよね。
「白」が一番軽く感じます。
白の重さを１００とすると
他の色の「感じる重さ」は
黄色 １１３
緑 １３２
青 １５２
グレー １５５
赤 １８４
黒 １８７
こんな感じになります。
なんと！
白と黒では、
感じる重さが１．８７倍も違うんですね。
逆にラグビーの
ニュージーランド代表の
ユニフォーム！
これが「黒」なのは
「重量を重く見せよう」
としているのですね。
一日に何十、何百ケースを
運ぶ引っ越し屋さん。
一個一個の重量を
実際より重く感じてたら
スタッフさんが大変です（汗）
疲労が溜まりまくりますからね。
体感重量を軽く
体も心も軽く
引っ越し屋さんの
ダンボールの「白」色には
こんな意味が込められていました。
パッケージによって
体も心も軽くすることができるんですね。
このことも
身近な幸せに
気づくってことですね。
あなたの周りの
「しあわせの保護色」はなんですか？
教えてくださると嬉しいです(^^♪
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級＆1級＆ミドルトレーナー。
