【日清カップヌードルの進化!ブランドネームを活かした新商品戦略!】
【日清カップヌードルの進化!ブランドネームを活かした新商品戦略!】
こんにちは。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
GoFan(ゴーファン)という商品があります。
日清が「世界初の即席レンジ食品」というジャンルで発売した商品です。
しかし、これは販売当初、売れません。
そこで日清さんが考えたのは
「商品は悪くない。即席レンジというコンセプトも悪くない。
商品さえちゃんとブランドとして認知してもらえれば、、、」
そこで日清は気づきます。
「即席レンジではないけども、即席というジャンルで素晴らしい商品を持っているじゃないか!」
そこで2010年8月に販売したのが
「カップヌードルごはん」でした!
これが大当たり!
カップヌードルというブランドネームが即席レンジ食品という
未知のジャンルへの突破口になったのです!
考えてみたら、ヌードル(麺)なのか、
ごはんなのかよく分からない商品ですが(笑)
(更に詳しくはこちら http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11145647296.html )
それで気を良くした日清!
続いて「カップヌードル焼きそば1ミニット」も発売します。
(更に詳しくはこちら http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11374112192.html )
そして、更には「カップヌードルおにぎり」!
売れ過ぎて3週間で販売中止になるほどのヒット!
(更に詳しくはこちら http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11400063846.html )
ブランドネームって大切ですね。
しかし冷静に考えてみると、
もはや「カップ」でもなくなっているという衝撃の事実(笑)!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。