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2026年08月5日

創業110年・安部製菓が挑戦!『カラダに骨骨カルシウム』パッケージ開発インタビュー

今回は、愛知県名古屋市にある
安部製菓株式会社の取締役・経営企画室長、
安部琢斗さんにお話を伺いました。

安部製菓さんは、1916年創業の老舗菓子メーカー。
代表商品「あべっ子ラムネ」をはじめ、
独自の湿式製法による、
口の中でスーッと溶けるラムネを製造しています。

 

 

今回開発したのは、子どもから高齢者まで、
家族みんなでカルシウムを補給できる
『カラダに骨骨(コツコツ)カルシウム』

新商品開発のきっかけや、
パケマツとの取り組み、
完成したパッケージへの反響について、安部室長に伺いました。

 

松浦陽司(以下、松浦)

最初に、パケマツへご依頼いただいたきっかけを教えていただけますか?

 

 

安部琢斗室長(以下、安部)

安部製菓は父が社長を務める家業で、
私は2024年に会社へ戻ってきました。

営業活動をする中で感じたのが、
「商品を知ってもらうためのブランド力や認知力が、まだ十分ではない」
ということでした。

そこで、商品のパッケージを刷新する必要があると考えるようになりました。

パッケージに関する本を
いろいろ読んだ中で出会ったのが、
松浦さんの著書『売上がグングン伸びる パッケージ戦略』です。

 

 

実際のビフォー・アフターと、
そのパッケージに至った考え方が
セットで紹介されていて、一番腑に落ちました。

よくある本は理論がずっと並んでいて、
「それで、実例は?」
と思うことが多いのですが、
この本は具体的な事例が一つひとつ紹介されていて、
とても分かりやすかったです。

会社のことを調べて、すぐに問い合わせをしました。

 

 

松浦

それは光栄です!
ありがとうございます。
本野中で、印象に残った事例はありましたか?

 

 

安部

単なる「おくら」を
「朝採りおくら」とネーミングしただけで、
新鮮さが伝わって売れたという事例が印象に残っています。

他にも、台風が直撃し、
収穫直前の梨が半分落ちてしまった事例です。

落ちずに残った梨に注目して、
「台風にも負けず落ちなかった 合格間違い梨」
として縁起物として売り出すだなんて!

ネーミングもパッケージもインパクトがあって、
非常に面白く、印象深かったです。

 

 

松浦

本をしっかりと読んでくださり
ありがとうございます。

実際にパケマツと一緒に仕事をしてみて、
他社との違いや、面白いと感じたところはありましたか?

 

 

安部

オンラインミーティングで、
デザインの画面を一緒に見ながら、
その場で修正してもらえることですね。

普通の印刷会社さんやデザイナーさんに相談する場合、
「このパーツをもう少し右にしてください」
と伝えて、後日修正案が届く。

それを見て、
「やっぱり、少し違ったな」
と伝える。

そんなやり取りを何度も繰り返すことがあります。

通常なら1~2日とかかるやり取りが、
パケマツさんの場合は1~2分で終わる。

Illustratorの画面を見ながら、
その場で変更してもらえるので、とても進めやすかったです。

他社にもお願いしたことがありますが、
「そこまでできません」
と言われてしまいました。

 

 

 

松浦

オンラインデザイン修正は
他の方からも好評なんですよね!
お褒めくださり、ありがとうございます。

提案させていただいたデザインについては、どう感じましたか?

 

 

安部

今回、最終的に赤いパッケージを採用しました。

しかし、最初に弊社が希望していたのは、
水色や青系のパッケージでした。

カルシウム商品なので、
青系の爽やかなデザインをイメージしていたんです。

ところが、出てきたのは赤。

最初は、
「え? なんで赤なんだ!」
と驚きました。

でも、よくよく見ると、
「これは、いいな」
と感じるようになりました。

売り場にはあまりない色ですし、
展示会でも遠くから目立ちます。

実際にお客様へ提案すると、
「今までの安部製菓の商品とは全然違う」
と言ってもらえます。

赤いパッケージの「骨骨」の部分も非常に目立ちます。
「骨の商品なの?」
と興味を持ってもらい、

「カルシウムが入ったラムネです」
と説明するきっかけにもなっています。

 

 

 

松浦

桑原は自称、
「言うことを聞かないデザイナー」
と名乗っています(笑)

「言いたかったことを形にするデザイナー」
という意味です。

 

 

安部

いつもの印刷会社さんやデザイナーさんに頼んでいたら、
水色や青系のパッケージを提案されていたと思います。

それを、こちらが言った通りに形にするのではなく、
「本当は何を伝えたいのか」
を考えて提案してくれて、本当にありがたかったです。

 

 

 

松浦

パッケージへの評判や、
クラウドファンディングの反響はいかがでしたか?

 

 

安部

クラウドファンディングでは、
多くの方にご支援いただき、
目標金額の154%を達成することができました。

今回の取り組みを通じて、
新しい商品を知っていただくきっかけが作れたと思っています。

正式発売は2026年9月を予定しています。
全国のスーパーやドラッグストア、
通販などを通じて販売していく予定です。

 

 

松浦

これから、どのような商品に育てていきたいですか?

 

 

安部

『カラダに骨骨カルシウム』を、
多くの方に知っていただきたいです。

子どもだけ、大人だけ、高齢者だけではなく、
家族みんなで同じものを食べられることが、この商品の特徴です。

お菓子として楽しみながら、毎日の栄養補給にも役立つ。
そんな新しいラムネの習慣を作っていきたいと思っています。

そして将来的には、カルシウムだけでなく、
さまざまな栄養素を取り入れたシリーズにも育てていきたいです。

 

 

松浦

安部室長、本日は貴重なお話をありがとうございました。

 

 

編集後記

創業110年を迎えた安部製菓さんの新しい挑戦。
『カラダに骨骨カルシウム』が、
家族みんなの新しい健康習慣として広がっていくことを、
ボクたちも心から応援しています。

みなさまも、2026年9月以降、
スーパーやドラッグストアで『カラダに骨骨カルシウム』を見つけたら、
ぜひ一度お手に取っていただけたら嬉しいです。

この記事を書いた人

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

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