<谷商会様 谷義彦社長&杉野健介氏 講演 徳島経営研究会ベンチマークツアー>
2015年5月16日(土)
徳島経営研究会ベンチマークツアー最後の訪問先!
谷商会様です!
http://www.kobe-tani.com/
神戸で美容卸売業を行っている谷商会さん。
卸業なので、下手すると
「他社と同じものを価格競争」
「他にも買うところはあるんだよ」
という図式になりかねません。
でも、谷商会さんは
「谷商会さんでなければ」という経営をされています。
まずは「ブランディング戦略」!
「お客様の、サロン様の素晴らしさが消費者に伝わって欲しい」
このように語るのは、ブランド・マネージャーの杉野健介氏。
自ら、ブランド・マネージャー認定協会で学び、
お客様のブランディングにお役に立てるように活躍中です!
そして、谷義彦社長!
ものすごい覇気を常に放出している方です(笑)
営業ポリシーは
お客さんの成長、発展のために、
お客様のPDCAを回すお手伝い。
年100回近いのセミナー開催。
お客さんと共に求人を行うなど。
本当に「谷商会さんでなければ」という経営をされています。
実際には途中で何度も大変な苦労があったそうです。
でも、どの苦境も乗り越えてきた!
そんな話も赤裸々に語ってくれました。
そして生まれた「劇団四季経営」!
商社にはカリスマ営業マン不要。
サロンにはカリスマ美容師不要。
自社はもちろん、サロンにも会社として、
幸せな成長発展ができるように取り組まれております。
印象的だった質疑応答です。
Q
谷社長、
例えば、会社が苦しい時に辞めていったカリスマ営業マンが
「また入りたい」と言ってきたらどうしますか?
A(谷社長)
社員が決める。
私一人が決めるべきでない。
キーワードは「みんな」です
Q
杉野さん、会社が苦しい時に、なんで辞めなかったの
ですか?
A(杉野さん)
私は会社に入って17年。
私は現在37歳なので、人生の半分近くを谷商会で過ごしています。
正直、たくさんの人が辞めていきました。
大ピンチもたくさんありました。
私を育ててくれたのは、今は居ない会長と、そして社長です。
私が苦しい時も、悩んだ時も、一番そばにいてくれたのは
会長と社長です。
私は会長と社長は家族だと思ってます。
谷DNAが半分入っているんです。
だから、「辞めよう」と思ったことはこれっぽっちもないんです。
むしろ、育ててくれた谷商会に「恩返し」したいんです。
あぁ、なんて感動的な!
谷社長と杉野さんの関係!
こうやってタッグを組んで
「劇団四季経営」をされて
経営されている様子がよくわかりました。
徳島経営研究会参加メンバー一同感動です!
谷義彦社長、杉野健介さん、
本当に素晴らしいお話をありがとうございます。
谷商会様
http://www.kobe-tani.com/
追記
帰りのバスの中でもしっかりと感想共有を行いました。
学びのメンバーって素晴らしい!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。