【流行りに流されるのはいけませんが、流行りに乗らない手もないのです】
【流行りに流されるのはいけませんが、流行りに乗らない手もないのです】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
本日の質問はペンネーム「最先端少年」からの質問です
「流行りのネーミングなんてあるんですか?」
はい、ありますね。
例えば、「もちっち生パスタ」(日清食品)
2011年段階では、同社冷凍パスタ売上の15%を占めていたそうです。
まさに化物ヒット商品です!
それと、ちょっと前に流行った「大人の」シリーズがありますね。
まだまだ健在の流れです。
ちょっと、「俺は」のシリーズは下火になっているかも知れません。
(パッケージとしてはです。店舗はそうでないみたいです)
実はこんな調査をしている会社があります。
最新版として2013年のものではあるのですが、
ビー・エム・エフティーがこんな調査をしてます。
「おいしいと感じる言葉」
http://www.bmft.jp/pdf/services/kotoba13ranking.pdf
2013年
1位 ジューシー
2位 もちもち
3位 もっちり
「もっちり」「もちもち」が上位を占めています。
2012年
1位 もちもち
2位 ジューシー
3位 うまみのある
2011年
1位 もちもち
2位 ジューシー
3位 コクがある
もちもち系がここ数年、全盛なのがよく分かります。
ファミリーマートなどでは2013年の発表ですが、
関東で展開する70アイテム弱のうち“もちもと”系の言葉を冠した商品が7つあるそうです。
パッケージに、ネーミングに、「もちもち」や「もちっと」!
流行りの言葉をうまくパッケージマーケティングに活かしましょう!
※あくまで流行りの言葉ということです。
時代は移り変わりますので、ご参考までにということで。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。