<振り返れば奴が、、、あれ?いないぞ?>~率先垂範と「どうやった?」~
率先垂範だーーーー!
俺一人でもやり抜くぞ!
その背中を見て、部下は付いてくるんだーーーー!
・・・と突っ走って、
ふと振り返ると、、、、
「あれ?誰もいない」
おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。
今日のブログは昨日の記事
人材確保対策サミット~人材でお困りのあなたに!解決の糸口がここに!~
の続きです。
西精工 西泰宏社長の講演の質疑応答編です。
質問
社会貢献、読書、勉強、徳島マラソンなど非常に大切なことは分かります。
でも、率先垂範しても誰も付いてこなかった場合はどうしますか?
孤独な経営者が持ちそうな質問ですね。
西社長はこんな風にお答えになりました。
気づいたら一人ってことはありますよ。
最初は「誰かを引っ張っていく」っていうことも必要です。
そして、やった後に「どうだった?」と感想を聞きます。
例えば、徳島マラソンのボランティアに
行くことをめちゃめちゃ渋っていた社員がいました。
「まあ、一回でも」ということで、
半ば無理やり、連れて行きました。
最初は怖い顔で、
ランナーにドリンクを渡すボランティアをしてたそうですが(笑)
終わったあとに「どうだった?」と聞くと
「私、今日は800回くらい、ありがとうって言ってもらいました。
一日に、そんなにたくさんの“ありがとう”を貰ったのは生まれて初めてです。
ボランティア、めちゃめちゃいいですね」
こんな風に、最初、抵抗があっても引っ張っていって「どう感じた?」と聞くことが大切。
西精工では「時々、強制力も働かせるよ(笑)」らしいです(笑)
今回も素晴らしい学びをありがとうございます!!
前半は昨日の記事です!
こちらも合わせてお楽しみください♪
<働き方改革じゃないぜ、働き甲斐改革だぜ!>~西精工流人材確保術~
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。