「あなたは何のために
仕事をしているのですか？」

お金のためでしょうか？

生活のためでしょうか？

 

 

パッケージ松浦で
仕事をし始めた
2002年ごろのボクであれば

「え？親がやってるから」

とかくらいしか
答えられなかったでしょうね（汗）

 

 

本当に仕事の
やる意味も分からず。

パッケージ業はゴミ製造業

とか思いこんで
毎日イヤイヤ、仕事してました。

 

 

そんな時に
稲盛和夫塾長の
こんな言葉に出会います。

「事業の目的、意義を明確にする」
―公明正大で大義名分のある高い目的を立てる―

※画像は2012年に
稲盛和夫塾長に許可を得て撮影させていただいたもの。

 

 

「・・・え？
事業の目的って言われても
売上を上げるためじゃないの？」

くらいに思っていた
ボクはこの言葉に
めちゃくちゃ突き詰められました。

「事業の目的、意義か。。。」

 

 

いくら考えても分からない
そんな2011年3月11日。

起こったのが、東日本大震災。

世の中はパニックに陥りました。

この時の悲惨さ、壮絶さは
あなたの胸に中にも
刻まれていると思います。

 

 

そして、その裏で起こっていた
パッケージ業界の悲劇。

「袋の原材料が製造できない」

そうなんです。

袋が製造できなかったんです。

パン、まんじゅう、スナック菓子…。
商品そのものは製造できるのに
袋がないから、出荷できない。

だから、世の中から
商品が消える消える（汗）

 

 

そんな時、一生懸命に行動して
メーカーさんに頼み込んで

「枚数は半分でも、１/３でもいいから
とにかく○月×日には、袋を届けて」

と交渉。

なんとか、納期遅れを
出さずに済んだんです。

 

 

その時に、お客様から、

「松浦さんのおかげで
商品が出荷できます。
本当にありがとうございます。」

と言っていただいたんです。

その時に、ボクは
「事業の目的、意義」に気づいたんです。

 

 

「ああ、パッケージ松浦が
お届けしているパッケージ業って
パッケージを届けることじゃないんだ」

「パッケージがないと物流が止まる。
世の中の商品の物流を支えているんだ」

これがパケマツが
仕事をしている意味だったのです。

 

 

そこから、パッケージの価値を
追求し、深掘りしていきました！

たどり着いたのは

お客様はパッケージは欲しくない

ということ。

 

 

単純に

①安全安心
商品をより安全な状態で輸送したい

②販売促進
パッケージの力で売れて欲しい

この2つの価値が欲しくて
パッケージを購入する。

 

 

この2つの価値を
世の中に伝えていくんだ！

そう思えた時に
パッケージ業に誇りが持てました。

稲盛和夫塾長、ありがとうございます。

 

 

その塾長ですが
2022年8月24日に
ご逝去されました。

ボクは元・盛和塾であり
現・盛心塾の塾生として

本当にたくさんのことを
稲盛和夫塾長から教わりました。

本当にありがとうございます。
心安らかにお眠りくださいませ。
心より感謝申し上げます。