47円の味噌汁を3倍で売れと言われたら、あなたならどうする? ~パッケージで価値を変える方法~
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パッケージって面白い weeklyノート 2026-14
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あなたは、企画部長だったとします。
ある日、社長から言われます。
「今、スーパーで
1個47円で売っている
うちのインスタント味噌汁、
3倍の値段で売る企画を考えて」
と言われたら
企画部長であるあなたはどうしますか?
おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。
まあ、「3倍の値段で売れ」と言われても
そのままだったら無理ですよね。
そんなときは
先週、伝えた4つのことを考えてみて。
①価格競争(ガチで戦う)
②価値変化(違う価値で戦う)
③市場転換(戦わない)
④価値共創(味方にする)
これは実際に
ギノーみそさんであったお話。
3食入り141円(1食あたり47円)で売っていた
インスタント味噌汁をどうしたか?
まあ、①価格競争はなしにして。
例えば
②価値変化(違う価値で戦う)
スーパーにインスタント味噌汁を買いに来るお客様は
「安さ」を求めているよね。
これを、例えば「お土産」にして、
「思い出」を伝える
パッケージにしたらどうだろう?
すると、パッケージはこうなった。

伊予のみそ 道後温泉
「道後温泉に行ってきたよ」
というトークグッズになりました。
③市場転換(戦わない)
すると、売り場はスーパーではなく
お土産物売り場になるよね。
お土産物屋さんで
パッケージを手に取ってもらった時に
さらに「思い出」を伝える工夫を!
ということで
パッケージの裏面をこのようにしました。

そうなんです!
ハガキにして
切手を貼れば、
日本全国に旅の思い出を
送れるようにしたのです。
④価値共創(味方にする)
お土産物売り場のオーナーも
「そんな商品なかったから、嬉しい」
と言ってくれる。
そして、こちらの商品単価ですが
2食入り270円(1食あたり135円)で販売されました。
最初、スーパーで
3食入り141円(1食あたり47円)で売っていたので
1食あたりの単価が約3倍になりました!
(正確には2.87倍)

ここで面白いことが起こります。
ギノーみそさんとしては
「約3倍にもして大丈夫だろうか?」
と思って販売したこの商品。
実際に、消費者が
お土産物屋さんに入ってきたときの反応は
「うわっ、安いお土産物がある」
でした。
そうなんです。
お土産物屋さんに来る観光客は
「お土産は最低でも700~800円以上はする」
と思って入ってくるので
そこに270円の商品があると
安いと思うんですよね。
そして、実際に思い出を書いて郵送され
ポストに入っていたら、みんなびっくりします!
「こんなのがポストに入っていたー」
とSNSに投稿してくれますよ!
販売方法に迷ったらときは
①価格競争(ガチで戦う)
②価値変化(違う価値で戦う)
③市場転換(戦わない)
④価値共創(味方にする)
ということを
考えてみてはいかがでしょうか?
商品の値段を3倍にする!
そのカギは、パッケージにありますね。
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[発行元] 株式会社パッケージ松浦
[住所] 徳島県徳島市丈六町山端10-1
[連絡先] package-matsuura@p-matsuura.co.jp
[ホームページ] https://www.p-matsuura.co.jp/
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この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。








