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HOME > BLOG > パッケージマーケティング > 【人は見た目が9割。商品はパッケージが9割。】~人は購入前から価格や味を体験している~
2018年06月18日

【人は見た目が9割。商品はパッケージが9割。】~人は購入前から価格や味を体験している~

さーて、問題です!
あなたはこの2つのトマトのどっちが高く見えるでしょうか?

1 左の白いパッケージトマト
2 右の黒いパッケージトマト

あ、おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。

こんな風に、単にパッケージの見た目だけで損をすることが多いのです。
人間には「体感価格」ってものがあり、
どうしても購入時に影響されます。

このトマトの場合だと、明らかに「2 右の黒いパッケージトマト」が高級に見えるわけです。
値段が一緒だったら、黒い方になりますよね。

実は「高そうに見える」ってことは、
イコール「美味しそうに見える」って心理なんですよ。

ちなみに、この横並びのパッケージは徳島のとあるスーパーでの陳列。
一緒に買い物に行った娘の凛に「どっちを買う??」って聞いたら
「黒い方!美味しそう!」ってしっかりと答えておりました。

そう、「体感価格」って結局は「想像味覚」なんですよね。
食べてもないのに、味すら、美味しく感じてしまうことが起こります。

あ、勘違いしないで欲しいのが
「だったら、全部のトレーを高級にすればいいんだな!」ってこと。

「安さで売ってる」商品であれば、こんな感じの白トレーでも大丈夫!
もしろ、白トレーの方がチープさが伝わっていい。

ボクのクライアントでよくあるのが
「味はこだわってる」
「もっと高く売りたい」って言ってるのに
なぜか今までパッケージに手をつけてきたことがない人が多いんです。

人は見た目が9割。
商品はパッケージが9割。
ちょっとこんなことも考えて行きましょうねー。

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

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