パッケージ松浦社内勉強会 第三部 パート①
昨日のブログ に引き続き、パッケージ松浦社内勉強会の紹介です。
第三部
「業績アップに全員で取り組み、最大限の効果を上げる!」
(株)ネクストン 代表取締役 鈴木昭彦氏にパッケージ松浦にお越し頂き、ご講演頂きました!
体調が悪い中、大阪からパッケージ松浦まで駆け付けてくれたのです。
有り難うございます。感謝!感謝です!
【1】一の手、二の手、三の手を本当に理解しているか?
業績アップの順番は、
一の手 変動費削減
二の手 固定費削減
三の手 売上アップ
この順番が大切。
いたずらに、いきなり売上アップに走ると、無理な安売りをしたり、経費をかけすぎたりする。
最初に削減しておくと、売上アップした時の利益幅、効果が大きい。
変動費削減のポイントは、パレート分析。
「これだけは」というメインに絞ることも大切です!
【2】固定費削減ではなく、冗費削減を徹底する。
固定費は2つに分かれます。
冗費(ロスコスト):全く無駄な費用。売上を生まない。
未来費用(プロフィットコスト):将来への投資。
固定費の削減については、いたずらに全てを削減するのではなく、きちんと効果を生むものを選んで削減しましょう。
【3】成果は三の手
売上アップに向かうのは、しっかりと利益構造ができてから。
売上=客数×客単価
付属サービスで、客単価アップできることがあります。
また、客数アップ(創客)できることもあります。
例
美容院でヘッドスパを取り入れた。(客単価アップ)
→ヘッドスパのためだけに来るお客様ができた。(客数アップ)
客単価は悪戯に上げてはいけない。
ちゃんと、それに見合ったサービス、差別化、工夫が必要です。
また、営業マンは一つの商品を売って(契約して)、満足することが多い。
もっと、お客さんは買いたがっているかも知れませんよ!
「この商品もいかがですか?」
このようにもう一声かけ、プラスワン商品を取ることが重要です。
「あそこを紹介してもらえませんか?」
このようなプラス一声で、紹介ももらうことも大切です。
【4】
…ちょっと、これで終わってはもったいないので、また明日に続きます。
明日もお楽しみに(笑)
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。