【「道頓堀ホテルのお家で本格中華」がやたらとSNSアップされる理由とは?】
最近、Facebookで、やたらとボクの目に飛び込んでくる
「道頓堀ホテルのお家で本格中華」のSNS投稿!
もちろん、ホテルに泊まれないこのコロナ禍のご時世。
「道頓堀ホテルを応援したい」ってことで
お取り寄せする本格中華をSNSアップするのは分かります。
それにしても、SNS投稿確率が高すぎるぞ。
理由は一体何なんだろう?
それは「おもてなし」にあると感じました。
ちょっと投稿を見てみましょう。
こちら、ボクのお友達の宮脇美樹ちゃんの投稿です。
普通、お料理をアップするわけですから
メイン写真は料理になるはずなんですが、違いますね(笑)
その他の方も見てみましょう。
岩田さんはこのように言われています。
「心のこもったお手紙、うれしかったです。このお手紙が付いている時点で、どんな商品もお値段以上は確定です。」
そうなんです。
この橋本正権社長&橋本明元専務の手書きのメッセージ!
これが顧客の心に響いているのです。
ボクはこれは「おもてなし」だと感じました。
普通、中食出身の人が通販をすると、
もともと、おもてなしを考えてないのでできません。
それが、ホテル業、つまり「おもてなし業」出身の道頓堀ホテルだからこそ
こういった、めちゃ面倒くさい。
手書きのメッセージで、喜んで貰おう。
感謝の気持ちを伝えようという「おもてなし」を実行しようとなったのではないかと思います。
決して、橋本正権社長と橋本明元専務は
「SNSにアップしてもらおう」という
気持ちで手紙は書いて無いんです。
「おもてなし」で
「感謝の気持ちを伝えたい」と思って
手紙を書いているんですね。
それに感動して
購入し、受け取った人は
思わず、SNSアップしちゃうんだと思います。
やれないことを嘆くより、やれることをやる。
花の咲かない冬の日は、下へ下へと根を伸ばす
こういったことを実践する
お二人に、また勉強させて頂きました。
ありがとうございます。
ボクもみんなの投稿を見て食べたくなりました(笑)
注文したので、届くのが楽しみです。
気になるあなたはこちらをチェックしてね♪
https://dotonborih.base.shop/
あ、もちろん!
味も楽しみにしております(笑)
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。