【ダメ出しの達人から、ほめる達人へ】~ほめ達 西村博さんの「ほめる生き方」~
2019年9月26日(木)AM6:00!
<徳島眉山倫理法人会 700回記念講演>
西村博さんによる
「ほめる生き方」モーニングセミナーを受講してきました。
西村さんは、ゴジカル水曜レギュラーで、もうほぼ芸能人!
そんな人気もあってか、会場は朝6時から超満員!
70名超えてたんだって!
すごいっ!
<ほめる生き方 ほめる達人 仕事と家庭円満プロデューサー 西村博氏>
西村さんは現在、3つの事業を行っています。
・車検
・新車販売
・ペット葬祭
そのうち、車検の西村自動車は
「ほめちぎる自動車屋」と名乗っているそうです。
ほめちぎる自動車屋さんって、一体なんでしょうね(笑)?
ある日のエピソードを聞かせて頂きました。
お客さんが駐車場に入ってくる。
社員さんが、お客さんに駆け寄る。
その時に、話しかけていたセリフに、
西村さんはびっくりしたそうです。
「いやー、お客さん、素晴らしいブレーキでした」
そこまで、ほめちぎるのかっ(笑)
<ダメ出しの達人時代>
現在は「ほめる達人協会」認定の「ほめ達」である西村さん。
でも、実は!
過去は超ダメだしの達人だったそうです。
どのくらい「ダメ出しの達人」、
つまり「ダメ達」だったかというと、こんな感じ。
西村自動車に戻ってきて、厳しく社員さんにダメ出しした結果、
なんと!
全社員退職!
あまりに家でもダメだしするので、
遂に、嫁さんが家出(汗)
まー、本当に「ダメ達」だったそうです。
<ピンチが西村さんを変えた>
西村さんはこの連続するピンチに現在は感謝しているそうです。
「当たり前」のことに感謝できるようになったと。
ダメ達時代は
・時間通りできて、当たり前
・仕事に行って、当たり前
・ご飯作ってくれて、当たり前
・家族たいてくれて、当たり前
「ありがとう」さえ言えない自分だったそうです。
このころから、「自分を変えなきゃ」と決意されました!
<学びが西村さんを変えていく>
30歳を過ぎて勉強を始め、
「ダメ出し」から180°転換し、「ほめる」を始める。
・・・が、
・・・どうしても、
・・・ほめるところを探しても、見つからない(汗)
とりあえず、ほめてみた。
「ほめる生き方をする」と決めたのだから。
「ありがとう」
そうは言っても、心の中は「この野郎」「もう3回目やで」などの
葛藤があったそうです。
それでもほめることを続けた。
すると、100日くらいで変化があって
素直に、スタッフに「いつも会社に来てくれてありがとう」と言えたそうです。
そして、現在。
会社は売り上げを2倍以上にする好業績になっているそうです。
全ては「ほめる生き方」を決意したところがスタートだったそうです。
<他人原因なの?自分原因なの?>
ほめるのは相手の問題ではなく、自分の問題だと、西村さんは言います。
ほてることころがない人はいない!
ほめるところを見つけられないのは、自分なんです。
だから、しっかりと相手を見て、長所をほめるのです。
<ほめる文化をつくりたい>
西村さんは「ほめる」を受ける人についてもお話されていました。
せっかく、「あなたのこんなところが素晴らしい」ってほめても
受け取る方が「いや、大したことないです」って跳ねのけちゃうことがあります。
これが良くないんですね。
実は、ほめる方も恐いんです。
「受け止めてもらえなかったら、どうしよう?」って。
受け取めてもらえなかったら、
「ああ、恐怖の予感が現実になった」と
さらに褒めにくくなります。
ほめてもらったら素直に
「ありがとう」
「嬉しいです」って受け止めましょう。
なんだったら、例えば
「キレイですね」って褒められたら
「よく言われます」って受け止めましょう(笑)
「すばらしいですね」って褒められたら
「正直ですね」って受け止めましょう(笑)
そうすることによって、
ほめる文化が出来上がっていくのですと。
西村さん、本当にいつもいろいろなことを教えてくださり、ありがとうございます。
これからもご指導を宜しくお願いします♪
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。