2022年6月14日
盛心塾＜徳島＞の例会が開催！

盛経塾大和のメンバーである
大峰堂薬品工業　辻将央氏がご来徳！

 

 

生きること、繋ぐこと
～心が変われば経営が変わる～

というテーマでお話を頂きました！

 

 

辻さんは2017年も徳島にお越しいただき、
熱い講演をいただきました。
https://buff.ly/2USSH0n

「また、辻さんのお話が聞ける！」
と、会場のザ・パシフィックハーバーは熱気むんむん！

参加者が
「一言も聞き逃すまい」
と固唾を呑んでいます。

 

 

辻さんは漢方薬を製造している
大峰堂薬品工業という会社を経営されています。

それはもう、
波乱の人生を歩んできております。

10才の時に父親が他界し
事業継承を志します。

その後、祖母が社長で経営し
29才で社長に就任するも
古参社員の大反対。

社内不和、
工場建設のとん挫、
売上が8割ある顧客の経営破綻、

立て続けに、
大試練が起こるのです。

いやー、ボクだったら
完全に逃げてますね（汗）

 

 

ところが辻さんは

「試練とは、
次のステージに行くための昇段試験」

と言って立ち向かいます。

「昇段試験って、
誰でも受けられるわけじゃないんですよ。

ちゃんと練習して、級をとって
師範代に認められて
“よし、受けてみろ”って言われないと受けられない。

そんな試練（昇段試験）が
目の前に現れてくれるんです！」

か、か、解釈が前向きすぎる！

 

 

 

さらに、試練は続く。

2013年には
原材料超高騰！
約8倍になってしまった。

ここでも試練＝昇段試験と捉え

「仕入れ先が
一極集中していたからいけなかった」

と反省し、
違う仕入れ先を開拓に！

そこでは

「できるけど、あなたの望む量の
10倍以上は買い取ってもらわないといけない」

と言われ、また試練が。

 

 

この試練を

「そうだ！大峰堂薬品工業のように
原材料高騰で困っている同業者がたくさんいる！

この同業他社と原材料を共有しよう！

そうすることで
ライバル企業と共に発展する。
漢方薬業界全体で成長する。
より多くの人が健康に！」

とライバル企業をも
味方につける方法で乗り切るのです。
いや、さらに売り上げを伸ばしたのです。
すごい！

 

 

 

2020年からも
コロナ禍で大ピンチですが、

販売先を別にシフトしていき
現在も売上を伸ばしております。

さらにこのような
お話もしてくださいました。

「常に自分を活かし、
仲間を活かす考働をとる」

“行動”ではなく“考働”なんです。

 

 

 

行動→行って動く→作業
考働→考えて働く→意思がある

考働するために、
「なりたい自分を想像する」のが大切。

「業界のリーディングカンパニー」を
目指すなら、どんな考働が今日必要か？

もっとわかりやすく言うと

「メジャーで4番になるために
今日は何をすべきか？」

としっかりと計画し、考働するのです。

 

 

参加者は本当に
熱心に聞いてくださいました。

それもこれも、辻将央さんの
熱いお話のおかげです。

本当にありがとうございました。

 

 

追伸

懇親会も
ザ・パシフィックハーバー！

質疑応答が飛び交う熱い懇親会！
美味しい料理に舌鼓を打ちました。