<誠実な態度ってなんでしょう?>~エーテック青木一夫直前会長委員会~
目上の人には敬語でしおらしく。
部下には横柄な態度と言葉づかいで。
それって、めっちゃ横柄な態度ですね。
誠実さの欠片がない。
誰の前でも変わらない発言や態度を心がけたいものです。
おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。
2019年2月21日(木)
徳島経営研究会 総会&委員会が開催されました!
委員会講師は
2017~2018年と2年間、徳島経営研究会の会長を務められた
エーテック 代表取締役 青木一夫さん!
「日本の最先端技術の一翼を担う組織づくり」
お話を聞こうと、約40名の方が集まってくれました!
青木さんは冒頭いきなり、廣永さんに話しかけました。
青木「廣永くんの会社のテーマはなに?」
廣永「安全安心がテーマの産直市で」
青木「それって、社員全員がそう言う?」
廣永「。。。。。」
社長には「暗黙知」がある。
「俺の思ってること、分かるだろ?」と思ってたらダメ。
しっかりと「形式知」に変えて伝えないと。
そのためには「明文化」しないといけないと言われます。
なるほど。
男前な発言もされます。
「業績がいいのは、社員さんが頑張ってくれたおかげ。
業績が悪いのは、社長が悪い」
いいときは「お陰様」
悪いときは「自己責任」とする謙虚さが伝わってきます。
会社もいろいろと改革してきたそうです。
エーテックは、いわゆる「鉄工所」なので
3Kイメージが強いです。
それを変えるために、こんな風なことをしてきたそうです。
・キツイ → ならば、設備投資してキツクないようにしよう。
・汚い → ならば、3Sを徹底してきれいにしよう。
・危険 → ならば、安全対策をきっちり行おう。
ほんとうに青木さんは痛快な講演で、
歯に衣着せぬ言葉遣い!
誰の前でも、発言や態度が変わらない。
その誠実な姿勢が、人を惹きつけるんでしょうね。
採用や人財育成について、青木節も飛び出します!
「雑魚救ってきて、鯉のエサやって、鯉にならん、鯉にならんなんて言ってる経営者がいるけど、当たり前や」
「ゴミをいくら磨いても、産廃にしかならん!」
ここで終わったら、ひどい人みたいに聞こえます(汗)
でも、こんな言葉が続くんです。
「でもね、サバを関サバにすることができる」
「第二の子育てと思って、社員さんを育てる」
うーん、温かい。
そんな人柄が伝わってきます。
青木さん、すばらしいお話をありがとうございました。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。