「パッケージ自体に価値がある」 ~売上133%を生んだ神戸クラシックガトーと、爆発的ヒットの出世フィナンシェ~
2026年6月2日(火)
ボクは東京におりました。
株式会社ブレーンさんにて、
セミナー講師紹介用の動画撮影。

なんと…6本撮り。
いやいや、セミナー6回分を一気にやる感じです(笑)
普段は目の前に人がいるのに、
今回はずっとカメラに向かって話すスタイル。
これが意外と難しい。
「誰に向かってしゃべってるんやろ?」と、
途中ちょっと迷子になりながらも(笑)
なんとか完走。
とりあえず…
6本しゃべりきった自分を褒めたいです。

今回、ブレーンさんから
ひとつ面白いテーマ提案をいただきました。
それが、
「パッケージ自体に価値がある」
という切り口。
その中で解説させていただいたのが、
「神戸クラシックガトー」と
「出世フィナンシェ」の事例です。

まず、神戸ベルさんの
「神戸クラシックガトー」。
もともとはロングケーキでしたが、
そこに“神戸らしさ”がほとんど表現されていませんでした。

そこで、ネーミングを変え、
神戸の街並みやステンドグラスをモチーフにしたデザインに一新。
さらにスリーブ構造にすることで、
箱を開ける体験そのものにワクワクを持たせました。
結果として生まれたのは、
“ケーキ”ではなく
“神戸を持ち帰るお土産”。

実際に販売本数も133%アップ!
パッケージが売上を変えた典型的な事例になりました。
神戸クラシックガトー
https://www.kobebelle.co.jp/kobe_classic_gateau/kobe_classic_gateau.html

一方の出世フィナンシェ。
こちらは浜松という土地の持つ
「出世の街」というストーリーに着目。
フィナンシェ=金融・お金という意味合いを掛け合わせ、
黄金のパッケージ、
さらに葵の御紋をあしらった紙袋まで設計。

手にした瞬間に、
「これは縁起がいい」
「誰かに贈りたくなる」
そんな意味を感じる商品に仕上げました。

つまりこれは、
単なる焼き菓子ではなく
“出世を応援する贈り物”
に変わったということです。

GWは「作っても作っても追いつかない」
くらい爆発的に売れたそうです!
出世フィナンシェ
https://financier.official.ec/

この2つの事例に共通しているのは、
中身のスペックで勝負していないこと。
パッケージによって
「買う理由」をつくっている。
だから売れる。
改めて、
パッケージは“包むもの”ではなく
“価値を伝える装置”だと実感しました。

この動画は今後、
全国の企業さんや団体さんに届いていきます。
少しでも多くの方に、
「パッケージで売上は変えられる」ということが伝われば嬉しいですね。
仕上がりが楽しみです。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。







