働きは最上の喜び ~30年間売れなかった焼肉のたれが、パッケージで売上8倍になった話~

2026年6月4日(木)
徳島眉山倫理法人会のモーニングセミナーにて、
「人生はエンターテインメントだ ~働きは最上の喜び~」
というテーマで講話をさせていただきました。
朝6時からの開催にもかかわらず、
33名の方にご参加いただき、
心より感謝申し上げます。

倫理では
「働きは最上の喜び」という言葉があるのですが、
昔のボクは
「働きは最悪の苦痛」と感じていました。
それは27歳の頃、ある方から
「お前のところはゴミを作っているもんだな」
と言われたことがきっかけです。
当時のボクは、
その言葉をそのまま受け止め、
パッケージの仕事は
「ゴミ製造業」
「環境破壊業」
だと思い込んでいました。
当然、仕事に対する誇りも持てず、
毎日が嫌で嫌で仕方なく働いていました。
そんなボクの考え方が
大きく変わった出来事がありました。
それが、徳島県鳴門市で活動されている
北灘生活交流会の
松本隆子会長との出会いでした。
「30年間、焼肉のたれが売れんのじょー」
というご相談をいただき、
パッケージリニューアルをすることになったんです。

beforeパッケージがこちら。
うーん、この色使い。
とても焼肉のたれに見えない(汗)
食欲減退色No.1の
青色しか使っていない恐るべきパッケージ!
特徴を聞いても
「うまいんじょ」
「食べてもろたらわかるんじょ」
と、あまり引き出せない。
なので聞きました。
「主婦だった松本会長が
30年前に起業されて、
この焼肉のたれを売ろうと思ったきっかけは何でしたか?」
すると、松本会長は
「わしの孫がな
今夜は焼肉じゃ!
おばあちゃんのたれで焼肉じゃって
喜んでくれたんじょ」
というストーリーを聞けたんです。
なのでafterパッケージがこちらです。

ネーミングを「今夜は焼肉じゃ」に変更!
色使いやデザインも一新しました。
パッケージリニューアルで
売上が8倍になりました!

松本会長が本当に
喜んでくれたんですねー。
パッケージで売上が上がり、
仕事にやりがいを感じるようになり、
松本会長は89歳でも現場に立つくらい
「仕事が楽しい」と思ってもらえたんです。

「働きは最上の喜び」
まさに、松本会長と共に
ボク自身が体験したのはそのことでした。
松本会長の笑顔には
ボク自身も救われたんですよね。
そして、パッケージ業に
誇りを持てるようになった!

万人幸福の栞の
61ページ2行目に
こんな言葉があります。
「真に正しいこととは、
まず己が救われ、それと一緒に人が救われることでなくてはならぬ。
明朗こそ、まず己が救われるともしびであり、己のかかげたこの燈火で、人もまた救われる。
そして、世の中が、光明にかがやいて来る。」
ボクも松本会長のおかげで救われました!
ありがとうございます。

今回の講話では、
そのような体験をお話しさせていただきました。
これからも「働きは最上の喜び」という言葉を胸に、
日々の仕事に取り組んでいきたいと思います。
貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。







