「角野卓造じゃねーよ！」

これが定番ギャグ！
ハリセンボンの近藤春菜さん。

今年3月に『スッキリ』を卒業されるそうですね。
お疲れ様でした！

春菜さんと言えば
「○○じゃねーよ！」という
ギャグは、もはや古典！

使いはじめて20年経過しても
まだ飽きられず、ウケている。

これって凄いことだなー。

パッケージ的に言えば

「誰にでも売ろうとするんじゃねーよ！」

ってことになります。

…なんだか、チコちゃんみたいだな(笑)

日高食品工業（姫路）の
パッケージリニューアルのお話です。

ビフォーパッケージがこちらです。

「煮豆佃煮こんぶ」

誰にでも買ってもらいたいので

「どなたにでも手軽に
すぐたける
北海道日高産昆布使用」

とキャッチコピーが添えられています。

日高食品工業の中島さんから
パッケージリニューアルのお話を頂きました。

コンセプトは同じく
「誰にでも買ってもらいたい」

ここでパケマツの
言うこと聞かないデザイナー
桑原基輔が吠えました！

「誰にでも売ろうとするんじゃねーよ！」

※嘘です！
お客様にそんな口調では話しません(笑)

いやー、誰にでもって
逆に難しいんですよ。

だって、一般的に「主婦」って言っても。。。

①料理のセミプロで
毎日、こだわった出汁を取る主婦

②週末くらいは出汁をとって
普段は顆粒だしな主婦

③そもそも、出汁なんか
使ったことのない主婦

など、いろいろいらっしゃいますから（汗）

そこで話し合いを続け

③の「そもそお出汁を使ったことない主婦」に
ターゲットを絞り込んだんです。

出汁昆布の素人主婦向け
パッケージリニューアルすることに決定！

そして
このような商品に生まれ変わりました！

＜昆布屋さんのイチ推し昆布＞

出汁を買ったことない主婦は
自分では出汁昆布を選べないのです。

だって、買ったことないから。

そんな時に、ネーミングで、
「昆布屋さんのイチ推し」
と伝えてあげるんです。

「ああ、昆布屋さんがイチ推しなら」

と安心感を持ってもらうことができます。

レシピも大切ですね。

「ああ、こんな料理になるんだ」
「へー、色々な使い方があるのね」

って分かってもらえます。

裏面にも「和風だしカレー」のレシピ掲載！

「昆布を使った
おばあちゃんの推しコンレシピ」

ということで、
QRコードを設置！

これって、けっこう大事なんですよね。
今の人はスマホでQRコードですから。

パッケージ表面に戻って

「おばあちゃんの失敗しない
マル秘レシピ付き」

という信頼性も響きます。

こちらの商品！

日高食品工業の河崎社長にお伺いすると
「当社の想定より売れています」
と言って頂きました！

年間約２万パッケージ売れているようです！

日高食品工業様、
嬉しいお言葉、ありがとうございます。

本日のお話は

「誰にでも売ろうとするんじゃねーよ！」

というお話でした。

あなたのお役に立てたら嬉しいです(^^♪

＜日高食品工業　株式会社＞

http://hidaka.yh.shopserve.jp/index.html

〒671-0254兵庫県姫路市花田町勅旨30番地の1
TEL:079-251-1152
FAX:079-251-1153