【善悪もプラスチックも「分別」する】
昨年、7月1日から
レジ袋が有料化されましたね。
開始前は
「反対だー」「混乱する」と
色々な声が上がりましたが
なんだか、もう
慣れてしまった気もしますね。
そんな中、今度は
プラスチック製の
も検討されております。
まだ決定ではないのですが
・賛成派
・反対派
いろいろな意見が
たくさん出ております。
何はともあれ
ゴミは「分別」して捨てましょうね。
ところでこの漢字
「分別」
あなたはなんて読みますか?」
①ふんべつ
②ぶんべつ
お恥ずかしい話
ボクは最近まで
間違ってました!
お恥ずかしい(汗)
正解は「両方使う」
時と場合によって
読み方が2種類あるという
珍しい漢字!
①「ふんべつ」
善悪を識別できる
見識を有していること
②ぶんべつ
種類ごとに
区別や区分すること
なんと!
2種類の読み方があり
意味が違うとは(汗)
いやー、お恥ずかしながら
ボクは最近まで
「①ふんべつ」
しか言ってなかった。
ゴミを出すときなんかは
「②ぶんべつ」
というのですね!
「善悪もプラスチックも“分別”」
しないといけませんね!
さて、ごみの分別なんですが
みなさん、きちんとしてます?
パケマツ原田有理さんは
分別の達人!
例えば。。。
弁当なんか買うと
プラスチックパッケージに
紙のシールを貼ってありますよね。
このシール、
「剥がしてプラと紙を分けて捨てる」
のが正解です。
原田有理さんはやってます。
でも、これって
非常にめんどうじゃないですか(汗)
まだ、弁当パッケージについてる
シールはマシかも知れませんが
プラ袋に貼ってある
大きな紙のシールなどは
「絶望」って言ってもいいですね(汗)
120%戸愚呂(弟)を
目の前にした時の
絶望感と言っていいですね。
末端のお客様に
圧倒的な「不快」な
作業を強いてしまいます(汗)
だから、パケマツでは
パッケージを作るときに
気を付けていることがあります。
①弱粘シールを使う
②材質を合わせる
どういうことかというと
①弱粘シールを使う
普通のシールって
「強粘」なんですよ。
強ーく、貼りつくので
剥がせない!
ところが、野田ハニーさんなどは
全て「弱粘」シール。
つまり、
「剥がしやすいシール」を使ってます。
ベリっと剥がせちゃいますよ(^^♪
②材質を合わせる
プラ容器に、紙のシールを貼るから
このよな不幸が生まれていくのです。
もう、こうなったら
材質を合わせちゃいましょう!
例えば、フルーツガーデン山形さんの
いちごのパッケージです。
フードパックと言われる
プラのパッケージに
透明ペットという
プラのシールを貼ってます。
見栄えも美しい!
そして、同じプラ同士、
分別しなくていい。
つまり、剥がさなくても
捨ててもOKなのです。
いちばん船の箸留めシール!
ハシピタン!
こちらも
プラの弁当容器に
シールは「ユポ」といわれる
プラ材質のシール。
だから、剥がさなくても
そのまま捨ててもOKです。
もちろん、
悪い点もありますよ。
①弱粘シールを使う
→商品輸送中に
剥がれたらどうするの?
誰が責任取るの?
②材質を合わせる
→そもそも「プラ」が増えるじゃん。
一長一短があるので
お客様と相談しつつ
シールの材質を紙にするか?
プラにするか?
決定させて頂いております。
本日のブログは
「善悪もプラスチックも“分別”」
というお話でした。
あなたはパッケージの材質、
どんな風に決めていますか?
<追伸>
戸愚呂120%を
分かる人、居ますかね?
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。