<理念は唱えるもんじゃない、実践するもんや>~山のせ 早藤重忠社長の委員会~
「企業にとって一番大切なことは何ですか?」
そう、聞かれて、あなたは何て答えますか??
「経営理念?」
「人材?」
「お客様満足?」
いえ、そうじゃない。
山のせの早藤重忠社長はびしっと答えます。
おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。
2018年12月21日(金)
山のせ石井店で徳島経営研究会の委員会!
早藤重忠社長による講話が開催!
テーマは「意思伝達のコミュニケーション」
さて、冒頭の質問。
「企業にとって一番大切なことは?」
早藤社長はズバっと言われました。
「業績です」
ここを忘れてはいけないと。
うーーーん、それはそうだ。
二宮尊徳さんが
「道徳なき経済は罪悪であり 経済なき道徳は寝言である」と言われました。
企業に置き換えると
「理念なき業績は罪悪であり、業績なき理念は寝言である」ということでしょう。
「業績上げる方向に、
どう理念を実践するか?
人材を育成するか?
お客様満足を作るのか?
それを全員参画で行うんだ!」
そう強く言われておりました。
なるほどなー。
一同、納得。
「経済」の語源についても触れました。
「経済」は「経世済民」です。
「世を経(おさ)め、民を救う」ということ。
つまり、経済を営む「経営」をするなら、
従業員を救わな!業績を上げな!
普通、どこかの社長が「業績や、業績や」と言うと、
なんだか、金儲け主義かと思うのですが
早藤社長が言うと、なぜか「愛」を感じるのが不思議です。
山のせでは、「コミュニケーションが業績に結びつく」ように、
「全員参画」にとことんこだわっているそうです。
パート、アルバイト、社員、幹部は関係なく
一人ひとりが意見を出していく。
「こうやったら業績につながると思う」って提案してくれる社風を創っていく。
そのための朝礼、会議、アルバイト営業報告会など
様々な取り組みがされています。
最後に言われた言葉が印象的でした。
「理念は実践するもの。
唱えるもんじゃない
毎日、考える、実践するもんや」
山のせの理念は「喜びをつくる喜び」です。
だから、こうやって人気店舗の山のせグループが育っていくのですね。
早藤社長、ありがとうございます。
<PS>
その1
実はこの日が山のせ42周年の記念日でした!
山のせさん、おめでとうございます!
青木会長から、おめでとうの寄せ書きがプレゼントされました!
その2
岡山経営研究会から堀広司さんがご参加してくださいました!
来年から「岡山西経営研究会」が発足!
2019年2月4日(月)に
田舞徳太郎氏の特別例会が開催されてるとのことで、スピーチされておりました!
その3
懇親会も引き続き、山のせさんで開催。
懇親会と言っても、懇談会!
質疑応答や研修報告が飛び交い、
経営のことを深め合う素晴らしい場になりました!
料理もサイコーです!
その4
実はこのブログ公開の12月25日!
メリークリスマスの日が早藤重忠社長の誕生日です!
メリークリスマス&ハッピーバースディ!!
最後の最後までありがとうございました!!
株式会社 山のせ
http://www.yamanoce.co.jp/
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。