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2012年12月1日

【パッケージカラーを決める時の基本① アイコニックカラー(象徴的な色)を使う】

【パッケージカラーを決める時の基本① アイコニックカラー(象徴的な色)を使う】


おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。

想像してみてくださいね!
もし、東京ばな奈のパッケージが真っ青なカラーだったら??
こんなにもロングセラーになったと思いますか??

中小企業の社長が時々
「俺が青が好きなんだから、パッケージも青」と決める時があります。

でも、この決め方は実はとってももったいないんです。
商品の特徴や、開発コンセプトが全く伝わらない。
結局、売れないということになります。

じゃあ、どうやって色を決めるのか?
今回は基本となる1つを紹介します。

それは「アイコニック・カラー」を使うことです。
突然そう言っても分からないですよね。

解説すると、アイコニック・カラーとは「象徴的な色」です。

もっと分かりやすく言うと、その色を見ただけで
「あぁ、この商品はバナナを使ってるんだ」
「これはチョコレートだな」とか分かるということです。

チョコレートに茶色のパッケージが多いのは、やはりアイコニックカラー。
原材料のカカオを象徴しています。

 
 

売れ続けている「東京ばな奈」が黄色なのは、
やはりバナナ=黄色というアイコニックカラー。

 
 

お客さんに伝わりやすいカラーでパッケージをつくることは非常に重要ですね。

ただし、これはパッケージカラーを決める時の手法の一つです。
また他の手法も後日、書かせて頂きますね。

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

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