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2012年12月12日

【物語を語るようなパッケージ「おさかなのたまご」(北海道の井原水産)のインパクトあるパッケージ】

【物語を語るようなパッケージ「おさかなのたまご」(北海道の井原水産)のインパクトあるパッケージ】


おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。

商品には絶対に開発物語があります。
その物語が伝わりやすいようなパッケージにすることって
とっても重要ですね。

伝える工夫もですが、見た目も重要です。

 
おさかなのたまご(北海道の井原水産)というパッケージ

パッケージが本のようになってます。
とっても印象に残りますね。

 

もちろん、本をめくると(パッケージを開封すると)、
いろいろな商品説明が書いてあります。

単なる明太子や数の子として売り出すのではなく、
お客さんの印象に残ります。


結構、貰ったお土産のことって覚えてませんよね。

想像してみてください。
前にお土産を貰った人に、久しぶりに会った時に
「ほら、前に田中さんからもらったお土産、ありがとうね」

送った方も忘れています。
「え、なんだったかな?でも喜んでもらって嬉しいよ」

こんなのが一般的です。
会話が成り立っているようで成り立ってません(笑)

 

でも、この「おさかなのたまご」パッケージだったら?

「この間の本の形をしたパッケージの明太子美味しかったよ」
「そう?じゃあ、来週、また出張なんで買ってきますよ」

というように、会話が成り立ちます。

そうなんです。
人は、商品名よりも先に、パッケージの色や形を認識するスピードの方が上なんです。



詳しくは「色のこだわる東京カンパネラ、形のこだわるファンタ」の話。
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11359734028.html

お客さんの心の中に残るようなパッケージの色や形ってなんでしょう?

この記事を書いた人

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

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