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HOME > BLOG > パッケージマーケティング > 【日清 チキンラーメンは1958年発売!なぜこれほどまでにロングセラーを続けられるのか?】
2014年09月7日

【日清 チキンラーメンは1958年発売!なぜこれほどまでにロングセラーを続けられるのか?】

【日清 チキンラーメンは1958年発売!なぜこれほどまでにロングセラーを続けられるのか?】

おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。

誰もが一度は食べたことのある日清 チキンラーメン!
かわいいキャラクターの「ひよこちゃん」で有名!

でも、実はこのキャラクターもずいぶんと変わってきているんです。

1958年の販売当初はキャラクターなしでした。


1967年!
キャラクターが登場!
「ちびっこ」です!
最初は、ひよこちゃんでもなかったんですね。

そして、1991年!
遂に「ひよこちゃん」の登場!
今のと違って、ちょっとふにゃふにゃしてますね。

満を持して2010年に今の「ひよこちゃん」になりました。

50年以上も続くロングセラー商品で問題となるのは
「従来顧客の高年齢化」です。

従来顧客は確実に年をとる。
そうなると若い世代に起こるのは
「あれは親世代の商品だ」
「私たちの商品じゃないよね」

だから、パッケージも常に進化をすることが必要です。

その若返りを仕掛ける方法として、日清さんはキャラクターを使いました。

2003年の「たまごポケット」の採用なども加速度をつける結果となり、
若返りが大きく進みました。

2003年には過去最大の1億7700万食を販売!

2013年もパッケージは進化!
透明なものからアルミのパッケージへ!
前年比アップの進化を遂げているようです。

ロングセラー商品の課題!
「若返り」を見事にキャラクターで果たしたパッケージマーケティングです。

この記事を書いた人

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

3 件のコメント

  • リボンヒル より:

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    初めまして…マーケティングなどには?なのですが,菓子,食品のパッケージ絵柄は見ていてたのしいですな。 不二家さん!グリコ,森永さん!藤原製麺など箱袋 集めております。 神戸垂水に北野エースがあり,レトルトカリーが充実で,面陳列されておる。売れているのか,コーナーがなかなか色褪せません。一つ400円前後と高いですが,よく観察するとお客様も高所得な感じ。カリーコーナーはしかし楽しいです。 日清食品のひよこがデザインされたトレーラー?も走ってますね あの感覚も好きですよ。 パッケージ記事楽しく読ませていただいています。

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    >リボンヒルさん
    パッケージに興味を持っていただいてありがとうございます。
    なんだか、うれしいです(笑)
    パッケージ命のこのブログ、またお楽しみいただけますよう、がんばります!

  • SECRET: 0
    PASS:
    >リボンヒルさん
    興味を持っていただいてありがとうございます。
    毎日、パッケージのことかいてますので、よかったらまた見てください!

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